>>35 >最後までベジタリアン中心に頑張ったが、それでも亡くなった。
酷なようだが、「それでも」ではなく、むしろ「そのせいで」死期が早まった
可能性が高いと思われる。
かつては特定の健康食品をひたすら摂っているようながん患者が多かったが、
最近では確かに、あなたの奥さんのように動物性たんぱく質の摂取を極端に控えた
食事療法をする患者が増えているそうだ。
そうした患者たちは、血液検査をすると重症の「たんぱく質欠乏」状態に陥っている。
そのことがどれほどがんの治療にマイナスであるのか、ほとんどの患者や家族は知らない。
がんという病気には普通の病気と異なるところがたくさんあり、特に「栄養の代謝」
という面では非常に大きな変化をもたらす。
この栄養代謝の変化が、がんを手ごわい病気にしている大きな原因である。
確かにがんは「血液中のたんぱく質」を利用して増殖するのだが、その“利用される”
たんぱく質の量は、食事に含まれるたんぱく質の量とは関係がない。
どんなに食事からたんぱく質を排除しようとも、がんは体内(筋肉など)から容赦なく
必要なたんぱく質を奪って増殖する。
むしろその“奪われる”分を考慮して、健常者よりも多目にたんぱく質を摂取しなければ、
肉体は痩せ細って衰弱する一方になり、がんに食い尽くされてしまう結果になる。
そもそも「動物性たんぱく質」と「植物性たんぱく質」というふうに、勝手に『区別』して
肉食を避けること自体がナンセンスである。
たんぱく質はたんぱく質であり、体内に入ってしまうと同じようにアミノ酸に分解されるので、
巷の民間食事療法のように「大豆や植物に含まれるたんぱく質なら食べてもOK」という
理屈はおかしい。
【まとめ】
・がん細胞は、ブドウ糖を大量に吸収、非効率に代謝するとともに体内のたんぱく質を
奪って自身が成長するための材料にするので、体力消耗や栄養状態の悪化を招き、
「悪液質」と呼ばれるがん患者特有の“痩せ”につながる。
・がんに負けない為に大切なのは、「体重(筋肉)を維持すること」「血中アルブミン濃度を上げること」
「リンパ球の数を増やすこと」であり、この3つを達成する為には、多くのガン患者に忌避されている
「動物性たんぱく質」と「脂質」を摂取することが重要かつ不可欠である。
・なお、がん細胞は、ミトコンドリアの機能障害があるため脂質をうまく利用できないので、
脂質を多く含む動物性食品を摂っても、がん細胞に“エサ”を与えることにはならない。
(むしろ、脂質の一種であるEPAには、直接がんを叩く“抗がん作用”があることも確認されている。)
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