僕の父はB級戦犯 うじきつよし
テレビ朝日のドキュメンタリー「僕の父はB級戦犯 うじきつよし 戦争を語る親子の旅路」を見た。
テレ朝で夜の7時台にこんなマジメな番組をやるんだな~と思って
少し期待して見てみたら、何とも不愉快になった。
うじきつよしは戦争反対で、職業軍人であった父親に「私が悪かった、日本が悪かった」
と無理やりにでも謝らせたいみたいだった。
父親を精神的に虐待しているの?と思えるほど、一方的で高圧的な
言い方は本当に不快だった。
お父さんは職業軍人で、当時カンボジアなどで戦い、
捕虜となりB級戦犯で死刑判決を受けたが強制労働の末に帰還出来たのだそうだ。
お父さんは一言も「戦争は正しい」だの「日本は間違っていなかった」
だのの発言はしていないし、そんな様子は見えない。
問題から目をそらしているようにも、美化しているようにも感じられなかった。
どうゆうわけかうじきつよしの頭の中では、父親は過去とまっすぐ向き合っていなくて、
戦争で殺した相手にも家族がいることもわかっていなくて、
戦争が悪いことだってこともちっともわかっていなくて、
戦争が好きだから職業軍人になったんだろう、
と思いこんでいるようで
静かに当時を振り返っている父親をしつこく責めるようなことばかりだった。
もう~何なの!?うじきつよし!!と思っていたら
同行していた番組のディレクターが見かねて、
「あなたの言葉は暴力でしか無い」などと叱ってくれていたのが救いだった。
あまりにも「戦争反対」と父親を責めるうじきつよしに、ディレクターの男性が問いかける。
「自分の家族が殺されそうになったら?僕は戦いますよ。それも戦争ですよ。」
自分はその質問には答えずに
「顔うつしときな」と言い放つ始末。
自分ならどうするのか考えずに「議論のための議論だよ」「人に聞くのは簡単だよ~」とはぐらかして
やっぱり最後まで戦争反対と言うだけだった。
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