
果糖はそのうえ、腸内の悪玉菌を養い、体にダメージを与える。
消化管に入った果糖を病原菌が選択的に食べ、繁殖する。
これは小腸内細菌過剰繁殖(SIBO)という病気が起こる理由の一つだ。
鶴太郎の腸内環境が悪い(「善玉菌」が少なく「悪玉菌」が異常に多い)原因について、
医師は「食事の絶対量が少ないために食物繊維が不足している」からだと指摘しているが、
それよりも「果物の摂り過ぎ」が深刻な影響を与えている可能性が高い。
果糖が大好きな悪玉菌の中には、自身の代謝の副産物として尿酸を生成するものもある。
体内に尿酸が蓄積されすぎると関節や皮下に、あるいは腎臓にも、尖った結晶が沈着して、
腎結石を生じることがある。
この尿酸の沈着が全身にできたとき、最も痛くて辛い関節炎とされる「痛風」を発症する。
医学界においても果物が健康に良いと誤解している者も多いが、一方で、果糖の危険性を
警告し始めた医師もいる。
健康研究の第一人者であり、カリフォルニア大学の小児内分泌障害の専門家である
ロバート・ラスティグ博士だ。
研究の結果、ラスティグ博士は、毎日少量の果糖を食べるだけでも脳や体に悪く、
仕事や勉強のパフォーマンスをかなり妨げるという結論に達した。
また、果糖には、すい臓がんの発症リスクを上げるという報告も多数ある。
因果関係は断定できないが、若い頃からフルタリアン(果物食主義者)であった
スティーブ・ジョブスは、すい臓がんのため56歳で他界している。
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