ダライ・ラマ14世にグラミー賞


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001 2026/02/02(月) 16:51:01 ID:1xTYSy.10M
米ロサンゼルスで1日に開かれたグラミー賞の発表・授賞式で、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世(90)の「メディテーションズ ダライ・ラマ法王の考察」が最優秀オーディオブック、ナレーション、ストーリーテリング・レコーディング賞を受賞した。

ダライ・ラマは「平和や思いやり、環境への配慮、人類の結束への理解が人類全体の幸福に不可欠だと信じている。受賞がこうしたメッセージをより広く伝える一助になることに感謝する」との声明を出した。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB021DF0S6A200C2...

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014 2026/02/05(木) 16:05:26 ID:TkMaMd91Fw
チベットでは昔から仏教が盛んだったが、ひとつ大きな問題があった。

どんな偉いお坊さんも、人間である以上、いつかは死んでしまう。
問題は「その偉いお坊さんが死んだらどうするか?」である。

後継者として、親族や弟子が引き継いだとしても、師匠に匹敵するような
カリスマ性や指導力を持っているとは限らない。(というか、大抵はダメ)

後継者がダメだと、民衆は去っていく。
民衆の支持で生活が成り立っている寺にとって、それは死活問題だ。

当時、チベット仏教は4つの宗派に分かれて勢力争いをしていたが、
そのうちのカギュ派が、この問題について上手い方法を考えた。

いきなり他人の家に上がりこみ、
「この子こそ、我々が探していた師匠の生まれ変わりだ!」
と持ちかけるのだ。

信仰心の篤い国柄であるため、親も有り難がって、当然のように子供を差し出す。
そうして、何も知らない子供を教育して、師匠の生まれ変わりとして祭り上げる。

そしたら、これが大ヒット!!
カギュ派は大きく発展した。
これでもう、偉大な師匠が死んでも、師匠の信者をそのまま維持できる。
さらに、「生まれ変わり」という神秘性も功を奏して、信者がどんどん集まってきた。

こうなると、当然、他の宗派は面白くない。
そうきたら、もう打つ手はひとつ。
他の宗派も一斉にマネをし始めた。

こうして、チベットの歴史に、突如「お坊さんの輪廻転生ブーム」が巻き起こった。

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015 2026/02/05(木) 16:06:47 ID:TkMaMd91Fw
なかでもゲルク派という宗派は狡猾だった。
強力な軍事力を誇るモンゴルの王族アルタン・ハーンに取り入り、ゲルク派のエセ予言者が、
権力者から「ダライ・ラマ3世」という称号を与えられた。
(「1世」「2世」は故人に割り当てられた)

そして、次の転生者「4世」は、あまりに露骨で酷かった。
あろうことか、アルタン・ハーンの親戚からダライ・ラマ4世を選出したのである。

これには、さすがにゲルク派内部からも「やりすぎじゃない?」と批判が出たほどであるが、
とにかくこの茶番劇によって、ゲルク派はモンゴル軍の強力なサポートを得ることに成功。

「ダライ・ラマ5世」の時代になると、その軍事力によって対抗勢力を潰して
チベットの支配者となった。
1642年、ダライ・ラマ政権の誕生である。

チベットの支配権を得たダライ・ラマ政権は、その威光を高めるために、
前世のスタートを観音菩薩に改め、さらに、チベットの歴史上で偉大な人物は
すべてダライ・ラマの前世として、前世の系譜にどんどん追加し始めた。

こうして、偉大なる「5世」が確固たる政権の地盤を築いたわけだが、
こうなると、あとは、もう堕落と衰退の一途であった。

その次の「6世」は、性格に問題があり、酒と女にうつつを抜かす放蕩者であり、
最後は「資格なし」とみなされ失脚してしまい、別の人がダライ・ラマとして
急遽立てられるという騒ぎとなった。

結局、彼は23歳という若さで謎の死を遂げる。(暗殺説が有力)

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016 2026/02/05(木) 16:08:32 ID:TkMaMd91Fw
そして、ダライ・ラマ9世の頃になると、この「ダライ・ラマ制度」の欠陥が
はっきりとしてくる。

そもそも、何も知らない子供をつれてきて「ダライ・ラマの生まれ変わり」
だと言っても、そんな小さな子供がすぐに政治を摂りしきれるわけがない。
その子をきちんと教育して、その子が育つまでの間、国をしきる人間が必要である。

それはたいてい、その生まれ変わりの子供を見つけてきた僧が、その役を担う。

つまり、生まれ変わりを連れてきた僧は大きな権力を握ることができる。
だから、ダライ・ラマが死んだ瞬間に、みんな必死で生まれ変わりを探しに行く。
そして、みんな一斉に連れてくる。

そこで、しかたなくルールを決めて、選抜試験をするようになった。
それはクイズ形式で、「ダライラマが生前使っていたものはどれでしょう?」と、
あてずっぽうにやっても当たるような選択問題だ。

そのうち、どんどん不正がはじまる。
試験問題の流出はまだいい方で、暗殺が当たり前のように横行し始める。
実際に、9世~12世までは、立て続けに若いうちに死んでいる。
このあまりに不自然な連続死は、毒殺だと考えるのが妥当だろう。

ちなみに、先代の「13世」は長生きした。
彼は非常に用心深い性格だという記録が残っており、自分の信用できる
側近が毒見した食事しかとらなかったのだ。

以上のように、歴史的にチベット仏教をながめてみると、西洋の貴族たちの
権力闘争のようなミットモナイ非喜劇が、チベットの山奥でも同様に
起きていたことがよくわかる。

「チベット」と聞くと、なにやら神秘的で「本物の教えがあるところ」
という印象を抱きがちだが、なんのことはない、実際には「輪廻転生」制度
というあからさまなフィクションと、どこの国にも見られる身も蓋もない
現実があるだけだ。

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