「テレビ朝日グループの皆さん、あけましておめでとうございます。素晴らしいお正月を迎えられたこととお慶び申し上げます」──。
1月上旬、テレビ朝日の早河洋会長(82才)が年頭挨拶を行い、社員や外部のスタッフに新年のメッセージを送った。
テレ朝は一昨年に続いて2025年の年間平均視聴率で個人・世帯でともに3冠(ゴールデン、プライム、全日の3つの時間帯)を達成。
在京民放5社のトップに君臨したが、現場の雰囲気は決して明るいとは言えないようだ。
テレ朝で起きた事故とは、昨年12月10日夜、東京・港区にある同局の本社社屋の7階から男性が転落した死亡事故のことである。
「当時、ビルの下には大勢の通行人がいて、クリスマスのイルミネーションで彩られた通りが騒然となりました。
転落現場は自分でよじ登らなければ行けない場所で、警察は事件性なしと判断しています」(社会部記者)
男性は外部の制作会社のスタッフで、20代前半の前途ある若者だった。「『マツコ&有吉 かりそめ天国』のADで、事故当時は年末年始の番組制作にかかりきりだったそうです。
男性が長時間に及ぶ過重労働に悩んでいた可能性を指摘する声もありますが、原因は明らかにされていません」(前出・テレ朝関係者)
この事態に大きなショックを受けているのがマツコ・デラックス(53才)だ。
以前からテレビ局のADの待遇や境遇を気にかけ“ちゃんと寝てるの?”“ごはん食べられてるの?”と声をかけていたスタッフ思いのマツコにとっては痛恨の出来事だった。
「『かりそめ天国』は1月9日に特番が放送される予定でしたが、事故後に延期され、1月下旬まで2か月近く放送がありません。
特に説明もないままですが、スタッフの死亡事故と無関係とは思えず……
事故に心を痛めているマツコさんはいつ降板を言い出してもおかしくない状況で、打ち切りの可能性を巡って現場が紛糾しています」(前出・テレ朝関係者)
1月5日、『5時に夢中!』(TOKYO MX)に生出演したマツコは、ほかの出演者が餅つき大会で盛り上がる中、終始、陰鬱な表情を浮かべていた。
「司会者から番組の今後について聞かれると、『やめよっか、もう』と投げやりに答えたり『全然やる気がない』と話したり、新年一発目の生放送にもかかわらずネガティブな発言を繰り返していました。
今回の事故も、モチベーションの低下と決して無関係ではないでしょう」(前出・テレ朝関係者)
スタッフの突然死の背景やマツコの降板の可能性について尋ねたところ、テレ朝広報部は「ご指摘のような事実はありません。
ご家族の心情に配慮し、詳細につきましては回答を控えさせていただきます」とした。快進撃を続けるテレビ局で、なぜ痛ましい事故が起きてしまったのか。関係者の間で動揺が広がっている。
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