「(中国が)戦艦を使って、武力の行使も伴うものであれば、これはどう考えても存立危機事態になりうるケースだと、私は考えます」
11月7日に行われた衆院予算委員会における“台湾有事”に関する高市早苗首相(64)の答弁を機に、日中関係が緊迫化している。
そんななか21日に、高市首相がXに投稿した内容が波紋を呼んでいる。
高市首相は同日、Xで《臨時閣議で総合経済対策を閣議決定し、記者会見の後、南アフリカで開催されるG20ヨハネスブルグ・サミットに向かう道中です》と投稿。
サミットや首脳会談は2日間だが片道21時間の旅程であるため、《足掛け4日間の出張》になると綴ると、“あること”に苦悩したと明かした。それは《洋服選び》だ。
というのも高市首相は14日の参院予算委員会で、参政党の幹事長兼政調会長を務める安藤裕議員(60)からこう問われていたためだ。
「これから高市総理をはじめ各閣僚の皆さんも世界各国のトップと交渉しなくてはならない。
そのときに、できれば日本最高の生地を使って、日本最高の職人さんが作った服でしっかりと外交交渉してもらいたい。安物の服で対応したらなめられる。まさに国益に反する判断かと思うが、いかがか?」
それを受けて高市首相は「身を切る改革と言っている限り、私たちは議員歳費をいただいているから、その範囲内でしっかりと、そんなに恥ずかしくない格好で海外に行けるようにする。
そんなに服を持っていないが、物持ちがいいので15年くらい前の服も引っ張り出してきているので、どうかご安心ください」などと返答した。
そんな中、高市首相に苦言を呈したアーティストが。それは、若者を中心にカリスマ的人気を誇るバンド「GEZAN」のマヒトゥ・ザ・ピーポーだ。
GEZANは’09年に大阪で結成され、激しいロックサウンドで多くのリスナーに支持されている4人組バンド。
フジロックフェスティバルなどのロックフェスに出演し、’24年には初の中国ツアーを開催した。さらに来年3月には自身初となる武道館公演をおこなう予定だ。
そんなGEZANでボーカルを務めるマヒトゥ・ザ・ピーポーは22日、高市首相の先述の投稿を引用すると、こう怒りを爆発させた。
《マジでシンプルになんでこんなバカが国のトップなの?センス磨いてやるからGEZANの武道館こいよ。前売りかいとくから》
高市首相を“挑発”するような投稿をしたマヒトゥ・ザ・ピーポー。
“台湾有事”に関する発言にも思うことがあるようで、中国にもGEZANのファンがいることに触れると、
《そういう繋がりを断ち切りかねない高市総理の危険な感覚に警戒しない方がおかしくない?君の上司が危うかったら疑うだろ?》とコメント。
さらに《わたしにとっては切実な音楽活動の範疇なんだ。わたしの友達を汚すな。そして誰一人として感性の旅を邪魔されたくない》と続けていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cdbda60b0db4e06e0168c...
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