アジア人として初めて米国野球殿堂入りを果たしたイチロー氏(51=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が10日(日本時間11日)に本拠地T―モバイル・パークで、
前日9日(同10日)に同地で開かれた永久欠番セレモニーを受けた記者会見に出席した。
マリナーズはイチロー氏の功績を称えた「イチロー殿堂入りウィークエンド」なる企画を開催。
9日(同10日)のセレモニーではイチロー氏による13分間の英語スピーチが行われると、
「私に2週間で2度も英語でスピーチさせるなんて、一体誰のアイデアなんですか?」とジョークを飛ばして話題となっていた。
本拠地のグラウンドのど真ん中で行ったスピーチから一夜明け、イチロー氏は、
「昨日の景色は特別でしたね。休場の中心から満員になったスタンドを見る景色っていうのは特別なもので、ものすごい迫力でした」と回顧。
さらには「セレモニーが終わって、今度は上からゲームを観ていたんですけど、普段一緒にいる選手たちが頑張っている姿、結果を出している姿はすごくうれしかったです。
今日の朝を迎えてグラウンドに来て、また選手たちと一緒にフィールドレベルで話をしたり、練習をしたり、これが実はすごく特別なことだなと思いました」と振り返った。
〝イチロー節〟も2日連続でさく裂させた。イチロー氏の功績をたたえた銅像が2026年に本拠地に建てられることが発表されたが、
これを受けて同氏は「まったく聞かされていなかったことですし、想像もしていなかったことですけど、
センターに昨日、51番のプレートっていうのを飾っていただいて、そこにさらに銅像を建てていただいたら、もう僕は死んだ後も安心だなと思います」と語り、会場の笑いを誘った。
また、現在のメジャーにおける日本人選手の展望と願いについても明かしたイチロー氏。ドジャース・大谷翔平投手(30)をはじめとした数々のスター選手が活躍しているが、
「一つ今残念なのは、野手がいないこと。僕はこっちに来て25年経つんですけど、投手は何人かいます。DHも何人かいます。野手がいないのが、僕としては残念なところですね」と心境を告白。
「やっぱり日本人の守備っていうのは大きな武器だと思っていたので、僕は。それが見られないのは残念な点ではあります」と、
外野守備でも大きな存在感を放った自らのような、攻守で活躍する選手の出現を待ち望んだ
https://news.yahoo.co.jp/articles/110abb5f76d1008589ebd...
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