フジテレビの親会社のフジ・メディア・ホールディングス(HD)の定時株主総会が25日、東京都江東区の有明アリーナで行われた。
株主総会および取締役会終了後に、フジHD専務でフジテレビ社長の清水賢治氏が東京・台場の同局で囲み取材を行い、フジHD相談役を退任した日枝久氏の退職金に言及した。
フジテレビ系の情報番組「Live News イット!」(後3・45)では、株主総会で清水氏が「今回退職金が発生するのは1人だけ。それは日枝相談役です。
弁護士に相談したところ『今回の退職金の支払いを止める理由が見当たらない』と言われた」と発言したことが伝えられた。
日枝氏のみに退職金を支給する意図を聞かれると、「フジテレビでは退職異動金制度は2008年に廃止しています。
2008年に廃止した時に、株主総会の決議で退職異動金の廃止、それまで勤めていた人たちへの支給が決議されています。
よって、今はそこで決議されたものがいつ執行れるかという状態だったとご理解ください」と状況を説明。
「今回の事案の第三者委員会の報告を踏まえて、各取締役の責任について監査役が独立した弁護士を雇って調査し、それぞれの責任について判断しました。
その監査役の判断から、責任追及するのは港(浩一)元社長と大多(亮)元専務のお2人と報告を受けています。
過去の総会決議を否定するだけの法的根拠はないという見解を弁護士からいただいています」と述べた。
退職金の金額については「個別の退職金の金額の開示はしておりません」とした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9dd5e6c1c7b7d04639084...
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