お笑いコンビ「ジャングルポケット」が、新たなスタートを切る。
メンバーだった斉藤慎二(42)が不同意性交などの疑いで書類送検され、昨年10月7日付で吉本興業にマネジメント契約を解除された。
トリオからコンビに形を変えて活動を継続し、3月15日に約2年ぶりの単独ライブ「HYDROGEN」(東京・草月ホール)を開催する。
「第2章」幕開けの場を控える太田博久(41)とおたけ(42)が、斉藤への思いや、今後について胸中を吐露。3人での復帰の可能性についても語った。
衝撃の不祥事発覚から約3カ月。突然の“激震”に対する2人の思いは、意外なものだった。
太田は「迷惑をかけてしまった人に申し訳ない気持ちと、(23年の)不倫があってからいろんな人に守ってもらったのに『何やってんだ』って気持ちはあった」と述懐。
戸惑いや怒りが交錯する中で「どう2人でやっていくかしか考えてなかった」といい、「結局何かに出たり、生み出さないとお金ももらえない世界。
僕も家族がいますし、冷静な部分ももちろんあったから乗り越えられた」と静かにうなずいた。
おたけは「(斉藤が)解雇になった翌日から、彼のことは正直忘れました」と、遮断したことを告白。玄関に飾っていた3人の似顔絵も片付けたという。
「友人という側面は変わらない」と、斉藤と連絡は取り合っているという太田とは対照的に「(斉藤から連絡は)来たけど、知らない番号になってるんで出ない」と連絡先も消去。
切り替えを済ませていた。
2人となって迎える今回の公演に、太田は「分かりやすく再始動」と力を込める。
トリオとして活動した18年間を、太田は「良くも悪くも彼の影に隠れて楽してた部分もあれば、逆に発信しきれてない自分達の魅力みたいなものがあった」とした。
トリオではコント師として躍進した2人は、漫才も含めたオール新ネタで新境地を切り開いていく。
おたけも現状を「結成はまだ3カ月」と位置付け、「確かにやってきた18年っていうものが一応はあるんで、これをどう生かすかにはやっぱりなってくる」と説明。
積み重ねてきた部分の継承と新たな創造の融合に、闘志を燃やしている。
コンビとして前に進んでいくジャンポケだが、トリオが“解散”したわけではない。将来的な3人での復帰の可能性を問うと、2人とも含みを持たせた。
太田「もちろんそれは全然ゼロじゃない。別にお互いが嫌いで分かれたわけでもないし、解散してるわけでもないんで」
おたけ「事が収まっていつしか吉本の劇場にゲストとかで来られるようなね、世の中がそれがOKにしてたら多分吉本もOKにはなると思うんで」
ともに斉藤の実力を認めているからこその答え。おたけは「力は本当にあるから、どういう形でかは分かんないけど、はい上がって来てほしい。もう一回、輝かしいあの時の姿を見せてほしい」と再起を望んだ。
https://www.daily.co.jp/gossip/2025/01/17/0018550159.s...
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