12月3日、小池百合子都知事が、来年度から都庁で「週休3日」を選択できる勤務制度を導入する方針を明らかにした。
1日の労働時間を増やしてでも週3日休んだほうがいいという人もいれば、週休2日じゃないと仕事が回らないと思う人もいるだろう。
考え方は人それぞれだから、どちらが正しいとか間違っているとかは思わないが、“働き方を選択できる”というのはとても魅力的に感じた。
20代後半女性の私にとっては、結婚や妊活、出産、子育てとあらゆるライフイベントが待っているであろう未来に、柔軟な働き方があるのは希望になった。
先日、同世代の友人たちとも「『生理休暇』なんて名ばかりの取りづらい休みより、男女平等に週3日休んでいいよってルールのほうが正々堂々と休めていいよね」と話していた。
都が週休3日制を率先してやってくれて嬉しいし、あらゆる企業がこれに追随してくれたらな~と思う。
以前の会社(フジテレビ)を退職するまで、私は“労働は罰”と思っていた。
仕事に行きたくないと憂鬱に思ってしまう日の朝は、「憲法で勤労が義務づけられているから」と心の中でつぶやきながら出勤していた。
当時は朝2時(もはや深夜)に起床し出社。朝の情報番組の生放送を8時までこなして、その後は別の番組のリハーサルをやり、22時過ぎまで収録して、翌日も2時に出社するということがザラにあった。
おまけに年5日の有給休暇もまとめてとることはできず、4日と半日×2日といった具合に取得していた。
それでもアナウンサーの勤務形態はまだいいほうで、局の社員ではない制作会社所属のADさんは超長時間労働とそれに見合わない報酬で、突然“飛んでいく”スタッフは数え切れないほどいた。
現役で働いていた時は若くて体力があり、やりがいも感じていたからなんとか乗り越えられたが、あの生活をしていた頃が幸せだったかと聞かれると首肯しがたい。
あの頃は、給料=やりたくないことをやった対価と捉えていたし、でもその稼いだお金を使う時間はなくて、何のために働いているんだっけ? とよく考えていた。
4ヶ月前、パリオリンピックに行った際に、バレーボールの会場であるドイツ人と仲良くなった。その人は「オリンピックの開催期間中ずっとパリにいる」と言うので、私は思わず「仕事は?」と聞いた。
すると「そんなのいつだってできるじゃないか! パリオリンピックは今だけだよ!」と熱い言葉が返ってきた。
「オリンピックが終わったら、しばらくは仕事を頑張る」とも言っていたから、その時々で仕事と趣味の優先順位は変わるようだ。
日本で働いていると、仕事が最も重要で、自分のやりたいことは二の次。我慢を美徳としがちだ。仕事を休んでやりたいことを優先すれば非常識と言われることもあるし、
有給で旅行にいった後には詫びるようにお土産を配る。「お菓子を配る文化、謎だよな」と常々思っていた。休むことは権利なのに、なぜ悪いことのように捉えてしまうのか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f5cb2a469fa0e5006461...
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