なぜ、尹大統領はこんな「少し考えれば誰もが勝算等ない」と分かる悪手であるクーデターに踏み切ったのでしょうか?
この点については、日本のNHKやANN、毎日新聞や読売新聞等の大手メディアの報道に目を通しても殆ど何も書かれていません。
そんな中、しっかりと腑に落ちる解説が書かれている記事が二つありました。BBC(12月5日「【解説】 韓国大統領は何を考えていたのか 裏目に出た『非常戒厳』」)とNew York Times(12月4日「戒厳令で露呈した『韓国社会が抱える圧倒的な闇』~ 結局何が突然の戒厳令を招いてしまったのか」)の記事です。
アメリカとイギリスという別々の国の記事ですから、両者は独立に書かれたと考えられますが、両者の解説は驚く程に一致しています。
(1)今回のクーデターは、尹大統領による「権力の掌握」を目的としたものであった。
(2)そもそも、尹大統領は韓国大統領選挙の歴史の中でも最も僅差の勝利で就任した大統領である。
(3)そんな中行われた、今年2024年4月総選挙では、尹大統領の与党「国民の力」は惨敗し、野党「共に民主党」が圧勝した。
(4)「共に民主党」と「国民の力」との対立はそもそも根深く極めて深刻な状況であった.
(5)この「国会運営の行き詰まり」を打開するために、クーデターという乱暴な手段を選択するに至った。
ところで、今回の件はそういう韓国の問題のみならず、欧米に比した日本のマスメディア(所謂オールドメディア、という奴ですね)のレベルの低さを露呈するものでもありました。
何と言っても日本のマスメディアは、公表された事実情報だけを列挙し、一部識者達の声を断片的に挿入しているだけで、英米が的確に伝えている「物事の本質」についての情報を一切提供してはいなかったのです。
今回は「海外の重大ニュース」だということで、日本、米国、イギリスというそれぞれの国が『外国』のニュースを報道するという同一条件で書かれた記事を、横並びに比べることができたが故に、「日本のオールドメディア」のレベルの低さがクッキリと浮かび上がったわけです。
日本では兎に角、我々一人一人が、日本のオールドメディアの情報には十分に注意しつつ(もちろん、SNSにはもっと胡散臭い情報も多数あるでしょうからそれにも警戒しつつ)、個々の報道情報の「真贋」を見極めて行かざるを得ないでしょうね。
https://news.yahoo.co.jp/articles/96ca18aad023c9d0a91e9...
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