「松本さんとしてはけっして満足できる結果ではなかったと思います。ただ、“お笑いができない日々”に彼自身が耐えられなかったのでしょう」そう語るのは松本人志(61)の知人。
松本の知人は当時、本誌にこのように証言していた。
「松本さんは“身の潔白を証明すべきだ”と周囲から裁判を勧められ、踏み切ったと聞いています。しかし裁判では双方の主張が平行線をたどり、早期決着は望めない状況です。
また出演していた番組が、松本さん不在であっても成立しているという現実に次第に焦りを覚えていったそうです。
現在、自宅に後輩芸人たちを呼んで自身の復帰プランについて話しているそうですから、『一日も早くお笑いがしたい』という気持ちは強まっているのでしょう」
取り下げの決断の背景には、相方である浜田雅功(61)の意向も影響しているという。吉本興業に近い芸能関係者によれば、
「日本テレビ系の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』やTBS系の『水曜日のダウンタウン』での松本さん不在の穴を、浜田さんが補っている状況です。
浜田さんがいちばん松本さんの復帰を待ち望んでいるといっても過言ではありません。親しい後輩に『アイツはいつまで(裁判を)やってるんや』とボヤいていたと聞いています。
また松本も民放各局に不信感を募らせているという。
「文春報道後の1月14日、松本さんがフジテレビ系の『ワイドナショー』に出演することが計画されていました。
これは番組サイドからのオファーだったそうですが、吉本興業とフジテレビが協議した結果、出演が取りやめになったという経緯があります。
そのため松本さんは『ワイドナショー』に裏切られたという思いを抱いたそうです。
松本さんからすれば長年貢献してきたつもりのテレビ局が、スポンサーや視聴者の顔色をうかがっていることも面白くないのでしょう。
“逆ギレ”ともいえますが、『テレビにはもう出なくてもいい』とも言っていたそうで、後輩たちはその強気ぶりに呆れ気味だとか」(前出・芸能関係者)
では松本の復帰はどんな形で実現するのか。
「いちばん可能性が高いのは、相方の浜田さんといっしょに、なんばグランド花月などの舞台に立つことです。
また松本さんはAmazonプライム・ビデオで、お笑いドキュメンタリー番組『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』を手がけて好評でした。
その再開により復帰することも考えられますね」(前出・芸能関係者)
お笑いのできる日々を求めて訴訟を終結させた松本に、笑顔が戻る日は来るのか。
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