周囲の意外な反応
〈同級生にイジメられ、無視されたことも…「大声で叫ぶのをやめられない」トゥレット症の20代女性が語る、病気を
理解されずに苦しんだ学生時代〉 から続く
自分の意思とは関係なく、声を発したり、身体を動かしたりしてしまうトゥレット症候群であるへちさん。
インフルエンサーとして活動する彼女に、「チック症の美少女」として動画が拡散した経緯、日常生活や恋愛で感じ
る壁、トゥレット症候群への認知などについて、話を聞いた。(全2回の2回目/ 1回目 から続く)
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治療中の動画が「チック症の美少女」と言われて拡散
――トゥレット治療用のマウスピースを試している姿を捉えた動画が、「チック症の美少女」として拡散していったとの
ことですが、その動画はどのような経緯で撮られたのでしょう。
へちさん(以下、へち) アメリカで治療してくれた先生は、いろんな人種のトゥレット症の人たちにマウスピースを試
している動画を撮っていて、それを自分のYouTubeのチャンネルに出していたんですよ。で、マウスピース治療をした
初のアジア人が、私だったんです。先生から「医療のためにも、あなたの映像を出していい?」って聞かれて「医療のた
めなら」ってOKして。そうしたら、その動画がロリ扱いで転載されていっちゃったみたいなんですね。
――動画の拡散を知ったきっかけは。
へち 友達から教えてもらったんです。「載ってるよ」って。動画自体は、高校の頃からアメリカの先生のYouTubeチ
ャンネルにあったんですよ。で、高校を卒業して1年か2年の間に転載されていって。
ほかにも近所の仲いい子とか、いろんな方面から「なんか、出回ってるよ」「見たよ」とか言われて「あああ~」って
感じでした。
――ロリータ動画的な扱いで拡散してしまうのは、ちょっとアレですよね。
へち 当時は病みました(笑)。でも、後になってTikTokとかSNSで動画配信を始めたので、良くも悪くもアレで私を
知ってもらうきっかけにはなりました。
続き→
https://news.yahoo.co.jp/articles/295a1acff3712edf72f75...
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