新日本プロレスは14日、両国国技館で「KING OF PRO―WRESTLING 2024」を開催した。
第6試合で棚橋弘至デビュー25周年記念試合が行われた。
記念試合で棚橋は、エル・ファンタズモ、海野翔太と組んで金丸義信、高橋裕二郎、“キング・オブ・ダークネス”EVILNEVERの「H.O.T」と対戦した。
棚橋は、1976年11月13日、岐阜・大垣市出身の47歳。99年に立命館大学を卒業し、新日本へ入門。
同年10月10日、後楽園ホールでの真壁伸也(現:刀義)戦でデビュー。2006年7月17日、IWGPヘビー級王座決定トーナメントを制して最高峰ベルトを初戴冠。
07年8月に「G1クライマックス」初制覇。「G1」は15年、18年とこれまでに3度優勝した。2012年にはIWGPヘビー級王座を11度防衛し最多防衛の新記録を樹立した。
同王座は8度戴冠した。23年12月に新日本プロレスの代表取締役社長に就任。アントニオ猪木さん、坂口征二氏、藤波辰爾に続く史上4人目の“選手兼社長”となった。
記念試合で「H.O.T」の凶器を使った悪の連係技に苦しんだが、高橋へスリングブレイドからハイフライフローをたたき込み勝利を飾った。
勝利のリングで棚橋はマイクを持ち「あっという間の25年がたちました。これもひとえに皆さんが熱い声援、時々ブーイング送ってくれたおかげと思っています。ありがとうございました」と感謝。
続けて「多くのみなさまの前でいつまでも戦っていたい。戦っていたい思いはありますが」と絶句し、
「棚橋のゴールを決めました。2026年1月4日…あと1年2か月あります」と突如、引退を宣言した。
引退試合を2026年1月4日、東京ドーム大会と掲げ、そして「あと1年2か月全力で走ります」と宣言した。
衝撃的な引退宣言後にEVILに襲撃されKOされた。バックステージで棚橋は「やめる前にやらないといけないことが残っているね。
トーチャーのこと。新日本プロレスのリングをもっと盛り上げること」と苦笑すると
「翔太たち若い世代に大いに期待している。でもまだ俺にも余力があるならば最後まで全力で走りきって…『疲れた』って言わない俺が引退するその日のコメントで初めて『疲れた』って言おうかな」とほほ笑んだ。
そして「それまでは疲れない棚橋弘至。全力の棚橋弘至。社長でもレスラーでも100パーセントで新日本プロレスのファンに楽しんでもらうから期待してください」と約束していた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2bac175c182b0e82ff0b2...
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