元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(55)が4日、ABEMA「酔うまで生テレビ」(後10・00)に生出演し、大学教育の現状について私見を語った。
お酒を片手に、「政治とカネ」「政権交代」「新総理の資質」などのテーマで激論を交わす討論バラエティー番組。賃上げや日本経済の話題では、
7月の東京都知事選で4位だったAIエンジニアの安野貴博氏が、日米の大学での構造の違いについて言及した。
「日本の場合は今一番足りないと言われる情報系の人材、学部をあまり増やしてこなかった」と指摘し、
「アメリカとかって、産業に求められている学部を定員を増やしていって、産業界にどんどん送り込んでいる」と解説した。
これに続いたのが、実業家の西村博之(ひろゆき)氏。「文科省が東京の大学で新学部を認めていないんですよね。
東京に来たがる学生が多すぎちゃうから、東京大学、早稲田大学、慶応大学とかは、新しいコンピューターサイエンスの学部を作ってはいけませんって」と説明し、
「新しいからこれ人気あるよね、これやった方がいいよねというのを、自らつぶすようなことを文科省がやっている」と懸念した。
すると、橋下氏は「一応、文科省としてはスクラップ&ビルドで、学部いらないやつを廃止すれば、新しいものを作れるということだから」と補足。
その上で「やっぱりね…いらない学部はあると思うよ?」と話した。
早大政経学部出身の橋下氏は、「俺も経済だけど、日本の経済学部はいらんでしょ?」と、自虐を込めてぶっちゃけ。
「日本の経済学部出身のやつが、海外の経済学部出身のドクターやら何やらと議論とか絶対できないもん。今の日本の学部」とも打ち明けた。
MCを務めた、成蹊大経済学部卒のフリーアナウンサー大島由香里も「全然ですね。卒業とともに(知識を)お返しした感じなので」と苦笑いで明かした。
あらためて橋下氏は「いらない学部はつぶして必要な学部を、というのを大学側もやらないと。全部残して金くれ金くれって、それは違うと思うけどね」と指摘していた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/abb8df96929c33451fa0c...
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