10月1日、『芸能人格付けチェック!』(テレビ朝日系)が放送され、女性ロックバンドのパイオニア・SHOW-YAと、小学生バンドがロックバンド対決に参加した。
だが、小学生バンドの扱いに、SNSでは不満の声があがっている。
この日の放送では、SHOW-YAの楽曲をSHOW-YA自身が演奏した音源と、小学生ガールズバンドが演奏した音源が流れ、いずれがSHOW-YAの演奏かを当てる問題が出された。
SHOW-YAは平均年齢60歳のベテラン揃い、かたや小学生と、キャリアでは大きな差があった。しかし、回答者全員が選んだのは、まさかの小学生バンドの音源だったのだ。
正解の音源はSHOW-YAの「A」であるところ、回答者たちは「Bのほうがうまかった」「バランスが取れている」と小学生バンドを選んだが、
MCであるダウンタウン・浜田雅功は「終わったらみんな耳鼻科行こう」などと呼びかけ、出演者たちが「申し訳ございませんでした!」とSHOW-YAに謝罪するという番狂わせがおきてしまった。
「挑戦者たちと同様、視聴者たちも小学生バンドの演奏に騙されたようです。Xでは、《ドラムが上手すぎる》《小学生でこれはすげーよ》と驚嘆する声が続出しました。
SHOW-YAはベテランのプロならではのアレンジがありましたが、小学生バンドは譜面を丁寧になぞる演奏だったため、うまく聴こえたのかもしれません。
いっぽう、小学生バンドのあまりの上手さゆえか、『不正解』枠に収めたことに、違和感を抱く人々が出てきました。番組のコンセプト上、仕方のないことではあるのですが……。
過去にも、同じ企画でビジュアル系ロックバンド『SOPHIA』と小学生バンドが対決した際、同業者から『小学生は一流ではないのか』という問題提起がなされて話題を呼んだことがありました。
この疑問は、今後も尾を引きそうです」(芸能記者)
実際、Xでは小学生バンドの扱いに、複雑な思いを抱く人々の声が寄せられている。
さらに、ロックバンド企画で「もう次、ぐっとレベルを下げます」と説明したヒロド歩美アナの言葉にも、ひっかかる人は少なくなかったようだ。
《どちらが本物かどうかさておき、小学生であれだけの演奏が出来るのすごくない?それなのに不正解扱いなのモヤる》《そもそもプロと小学生を、正解と不正解で分けようとしてるのがナンセンスだよな》
《今回はグッとレベルを下げました、SHOW-YAか小学生バンドか聴き比べてくださいって、SHOW-YAにも小学生バンドにも失礼な物言い・企画だと思う》
《そういう意図ではないとしても「グッとレベルを下げました」という言葉は余計なのでは?小学生にもSHOW-YAにも失礼だと思う》番組の趣旨上、言葉遣いの問題は一筋縄ではいかなそうだ。
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