長渕剛の全国ツアーライブ、『TSUYOSHI NAGABUCHI ARENA TOUR 2024 “BLOOD”』が開催され、
すでに大阪、福岡、鹿児島での開催が済み、9月は愛知と広島、10月には有明アリーナでの開催を控えている。
今月67歳になる長渕は言わずと知れた日本を代表するシンガーソングライターで俳優。『カリスマ』的な人気を誇っていて“信者”と言えるようなファンが多いことで知られている。
ところが今年のライブツアーはちょっと様子が違っていた。9月5日、6日に迫った愛知でのライブのチケットがまだ売れ残っているというのだ。
SS席は完売しているもののS席、A席ともに空席アリになっている(9月2日時点)
ファンクラブに入っているファンが優先的にチケットを取ることができるのは他のアーティストも同じで、ただ多くは抽選で当たらなければ購入さえもできないシステムを取っている。
長渕の場合も同様だ。これは一般に売り出されるチケットが手に入りにくいため、ファンクラブに入っているファンだからこそ、“優遇される措置”だということがわかる。
普段ならファンにとって、このシステムはありがたいところだが、今回は、《抽選で外れたけど、プレイガイドで買えた》というファンも少なからずいるという。
確かに長渕のライブチケットは愛知も東京もまだ購入可能で、しかもディスカウントされたチケットも目に付く。
これはいったいどうしたことなのか。“あの騒動”が尾を引いているのではないかというのは音楽雑誌のライターだ。
「若林志穂さんが昨年11月にX(旧Twitter)のライブ配信で突如、ある大物ミュージシャン・X氏から1998年に性被害を受けたと告白し、その後X氏が長渕だと実名を公開した件です。
長渕さんはどう反論するのか注目されましたが、反論らしい反論はいまだにされていません。そればかりか、マスメディアを敵視するような発言もありました」
これにネットでは、賛否両論の意見が上がったが、さらに長渕はYouTube で、《テレビやラジオからNGを食らった》《ネットで誹謗中傷を受けている》といった、
あたかも自分が被害者のような発言を繰り返したことで、擁護の声が少なくなってきたという。
「ファンは沈黙していますが、彼こそ本当の『漢』だと心酔していた人たちは、離れていってるようです」(前出・音楽雑誌ライター)
それがチケットの売れ行きにも影響しているのではないかという。長渕は業界にもファンが多い。テレビ局のスタッフはこう語る。
「ああいう熱量を感じさせる“昭和チック”なアーティストは少なくなりました。長渕さんのライブのスタッフたちもそうですが、テレビ局の若いスタッフにも彼のファンは結構います。
ですが、最近の長渕さんを見ていると、“潔さ”を感じることができず、“こんな人だったんだ”とガッカリさせられました。
事実なら、それを認め、しっかり謝罪すればいいし、違うならきっぱり否定してもらいたいです。今はただの“ボヤキ”にしか見えないですから……」
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc4905455eb2ebbb8ea53...
返信する