やす子 反抗期過ごした施設の恩師に涙の謝罪
別れの日の記憶違いに安堵「悪いように決めつけていた」
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/08/31/... お笑いタレントやす子が、「24時間テレビ47」で“第2の実家”を8年ぶりに訪れる様子が放送された。
さまざまな事情があり、保護者と暮らすことができない子供たちを支援する、児童養護施設。
やす子は高校時代の多感な時期を、母と離れて暮らした。
今回、番組でチャリティーマラソンのランナーを務めることになり、2カ月で数々の児童養護施設を訪れた。
その中に、やす子が過ごした施設もあった。しかし、心なしか足取りが思い。「どうなのかな?
行きたいか、行きたくないかがまったく同じくらい。重たいですね。重いですね、めっちゃ。
普通に生きている人からしたら分からない心情だと思うけど」。本音を吐露しつつ、
「この機会じゃないと今後一生、行かないと思う。後悔したまま一生行かないんだろうな
と思うんですけど、行きたいのかな。行きたいですね」と覚悟を決めた。
足取りが重い理由は、やす子が当時、思春期で反抗期でもあったことだった。中でも、親身にしてくれた
女性の職員には、冷たくしてしまった負い目があるという。「優しくしてくれたのに、反抗期だったん
ですね」と苦い思い出を振り返った。
中でも後悔しているのが、施設を出る日の行動だという。「最後、自衛隊に入る時に迎えが来た時に、
“ありがとうございました”って言いたかったけど、目も見ずに素直に言えなくて。後悔したまま
園を出て、8年たった」と打ち明けた。
8年ぶりに施設の食堂に行くと、1人の女性が背中を向けて座っていた。当時、担当してくれていた
赤川典子さんだった。「え~!赤川先生!」と元気に話しかけたが、すぐに「申し訳なかったです」
と謝罪。「自分、悪い人でしたよね?」と罪滅ぼしのように謝り続けるやす子に、赤川さんは
「悪くない。思春期だし、自分の思春期もそうだったし」と気にしていないことを明かした。
やす子との別れの日のことは、赤川さんが日誌に書き留めていた。「車に乗る前、こちらを見て、
“本当に今までお世話になりました”とおじぎをし、手を振り、乗り込む。3月31日に措置解除」。
赤川さんが読み上げると、やす子は「してたんだな。全然覚えてない。してたんだ。良かった…。
過去の自分をあまりに自分の中で悪いように決めつけていた」と安堵も口に。お互い、涙を流した。
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