お笑いコンビ「ミキ」の昴生が27日、都内で行われた「男はつらいよ55周年記念!『ファン大感謝祭』イベント」に出席した。
同シリーズに対する熱い思いなどを語った。
同シリーズは、1969年8月27日、山田洋次監督・渥美清主演『男はつらいよ』の第1作が劇場公開された。
後にギネスブックに認定されるなど、総観客動員数8000万人を超える国民的映画シリーズとなった。2019年には50周年を迎え、第50作『男はつらいよ お帰り 寅さん』が公開されて話題になった。
寅さんの大ファンとして本イベントに出席した昴生は「僕、そもそも『男はつらいよ』の世代じゃないと思うんですよ。38なんですけど、(世代としては)若いと言いますか」と客観視しつつ、
「そもそも見ようと思ったきっかけが、映画大好きで、日本で育って、日本映画と言ったって、『男はつらいよ』を見ずに、このまま映画を見続けるのはどうかと思って、
『男はつらいよ』を見よう、と。見るなら『一気に見よう』と思って。コロナ(禍)の緊急事態宣言の真っ只中に、家にしかいないときに、49作品を3日で見た」と告白。
次いで「ほぼ寝ずに見た。途中『寅さん、帰ってくんなよ!』とか『何回帰ってくんねん!』とか思いながら見た」と愚痴りつつ、
「(49作見て)それで『日本って、昔こんなにも輝いてキラキラしていて、人間関係がすばらしいんや』って元気になる。
これを見て、元に戻ろうというか、原点にしているもの、こういう人間関係、人間のすばらしさを、僕らも漫才やっているので活かせたらと思って、また見て、気持ちをフレッシュさせる。
よく寝る前に見て、明日の活力につなげるときはありますね」と語った。
それを聞いて山田洋次監督は「全部頭からガーッとやっても2日以上かかる。3日と言うから、あなたは本当に寝ないで見た。ありがたいお客さん」と喜んだ。
同イベントは、第1作の劇場公開日ちょうど55周年を迎えた当日に、熱烈な“寅さん大好き“ファンが一堂に会した。ファン投票で第1位に選ばれた第17作『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』が上映された。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4282f88888eb3ac9664a...
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