>125歳まで生きることを公言しているが、医師たちから余命15年、寿命77歳と宣告された。
ヨガはともかく、「野菜中心の一日一食」というのは、
明らかに老化促進食・短命食だもんな
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●『ヒトの本性は肉食動物』
(東京大学 農学生命科学研究科獣医生理学研究室教授 高橋 迪雄)
草食動物はバクテリアを発酵させるために、
消化管のどこかが目立った変化を見せます。
そのような観点でヒトの消化管を見ると、ヒトの消化管は
イヌやネコのそれと同様に際立った変形はなく、
肉食動物の特徴を備えています。
(中略)
現代のヒトは、確かに植物性の食物をたくさん食べますが、
生理学的には肉食動物に違いありません。
したがって遊牧生活をしている人たちが、
最も自然に近い食生活をしていると言えるでしょう。
穀物を主たるエネルギー源にし始めたのは、人類400万年の歴史で、
農耕が始まったわずか1万年前のころのことだと考えられます。
さらに日本人は、この穀物についても、米と麦を併用するという
複雑な食生活を送っています。
「有機農業」をはじめとして、人間の食生活の自然回帰が叫ばれていますが、
文明人はもともと「自然」からは大変解離した様式で生活をしています。
寿命が著しく延長しているのも「自然」から大変解離した現象であることは確かで、
この延長した寿命、つまり50歳以後の寿命を健康に維持していくためには、
それなりの工夫をすることが必要かと思われます。
とくに、" 肉食動物が草食をしている " のがわれわれですから、
高齢化に伴い食欲が落ち、さらに消化管機能が減退したときに、
どれだけのアミノ酸をどのように摂取するかは、
健康を維持していくための大問題になるかと思われます。
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