お笑いタレントのやす子が、8月31日から9月1日にかけて放送される日本テレビ系「24時間テレビ47」のマラソンランナーを務めることが決定。
7月16日、同局で開催された制作発表会見に出席し、意気込みを語った。
実は、高校時代に児童養護施設で過ごしていた時期があることを明かしたやす子。紹介VTRでは「好きなだけ『偽善』って言ってもらって大丈夫です。
むしろ批判されることも注目されてることなので、そこすらも活用させていただいて、自分の想いと養護施設のことをしっかりと伝えてきたい」とマラソンランナーに懸ける想いを明かした。
会見では、「自分のそもそも住んでいた児童養護施設に恩返しができたらいいなっていう想いから始まってる募金です」ときっかけを説明。
総合司会を務める上田晋也も「やす子だから説得力がある、意味のあるマラソンだよね」と相槌を打つも「大丈夫か!?今のスケジュールで」と多忙なやす子の体調面を心配。
しかし「走ってる時がストレス発散とかにもなるので、いい機会です」と返答したやす子は「そんなにストレス溜まってんのか?」と聞かれると「はい~」と思わず本音をこぼし、笑いを誘っていた。
また、これまで児童養護施設育ちを公表していなかった理由については「児童養護施設にいましたってことを友達とか『家に遊びに来る?』っていう話で言った時、なんか引かれたというか、
ちょっとタブーな存在になってきてから言わなくなっちゃったんですね」と説明。
「テレビ出て芸人になってからも、ずっとぼやかして自衛隊に入った理由を言ってたんですけど、それはやす子が偽りで明るくやってるんじゃないかって思われたりとか、
養護施設にいたって言うことで『可哀想』って思われる機会が多かったので『そう思われてるのかな?』って思ってた」と吐露。
一方で、「今回走ることで現状の児童養護施設にも行ってきたんですよ。そしたらすごく明るくて、いろんな支援もあったので今の現状を知っていただきたいのと同時に、
養護施設にいる人たちをもっと知っていただいて注目していただいて、もっとそこにいる子供たちが豊かになればいいなと思って。自分がいた時は正直すごく幸せだったんですけど、
足りないものが多かったり友達と話が合わなかったり、遊びに行くお金がなかったりとか、大変なことも多かったので、今回、その子たちがより楽しくもっと明るくなる機会になったらいいなって思います」と伝えた。
また「8年前まで(児童養護施設に)いたんですけど、『進学はちょっと諦めてください』っていうような感じだったんです。その時に『つまんない人生だな』と思ったんですね。
『自分のことできないのかな?』と思ったんですけど、今こうやって芸人なって、やりたかった仕事とか見たかった景色も見れてるので、どこの環境にいても大丈夫なんだよってことも伝えたいなって」と寄り添った。
最後には「一人でも多くの人が児童養護施設の子どもたちのことを気にかけてくれるよう一生懸命走ります!」と力強く意気込んだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a586f9631de8968947c7f...
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