TOKYO MXの看板番組『バラいろダンディ』(月~金曜21時)が9月に終了することがわかった。番組は2014年4月にスタートした情報番組で、放送10年という節目で幕を下ろすことになる。
曜日ごとに「ダンディ」と呼ばれるコメンテーターが出演し、その歯に衣着せぬ発言で番組を盛り上げた。同局の番組のなかでも抜群の知名度を誇ったが、なぜ終了するのか。TOKYO MXの局員が明かす。
「理由は大きく2つありました。1つめは『予算の問題』。平日5日間、生放送で多くの芸能人が出演するのでギャラも含めた制作費がほかの番組と比べても高いんです。もう1つは『視聴率低下』です。
『バラいろダンディ』は2014年からスタートしましたが、前任の『ニッポン・ダンディ』から同じような番組が続いており近年は少しずつ視聴率が下がっていた。そうした状況が積もり積もって苦渋の決断になったようです」
長寿番組だけに、局内では様々な声があがっているという。
「やはり『寂しい』という人も多いですね。2015年に映画『龍三と七人の子分たち』のパブリシティ絡みで、監督をつとめたビートたけしさんがウチの局の番組に初めてゲスト出演してくださって大盛り上がりした。
そういう思い出もありますからね。ただ、『長く続けすぎた』という意見もあり、“仕方がない”というムードもあります」(同前)
『バラいろダンディ』は月曜から金曜まで放送される帯番組だ。21時からのゴールデンタイム枠に穴が空くことになる。終了後は、どのような番組が放送されることになるのか。
「そこはまだ完全には決まってないんです。最初は持ち込みの企画や営業部門発の自社制作など候補は色々とあがっていますが……。
帯番組になるのか、それとも違う番組を曜日ごとにやるのかによって動きが大きく変わるのでみんな気になっています」(同前)
TOKYO MXに番組終了の事実について聞くと「6月27日現在、2024年度下期の番組編成は公表しておりません」と回答した。人気番組が終了するとあって悲しむ視聴者が多そうだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0eb20f1b8d8900186e01...
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