元迷惑系ユーチューバーで、インフルエンサーのへずまりゅう(33=本名・原田将大)が、都知事選(20日告示、7月7日投開票)に立候補の意向を固め、近く正式表明することが分かった。
能登半島地震の災害ボランティア活動を通じて、本気で世直し運動に取り組むというのだ。
都知事選といえば毎回、売名を目的とした候補者が乱立し、お祭り選挙となる。小池百合子都知事と蓮舫氏の元キャスター対決かと注目が集まっている状況で、へずまが黙っているハズがなかった。
2020年に会計前の魚の切り身を食べた窃盗の疑いで逮捕され、翌年に懲役1年6月、保護観察付き執行猶予4年の判決が出た。
「オワコン」と揶揄されながらも同年、参院山口選挙区補選、昨年は東京・豊島区議選に立候補。
その間、格闘技挑戦やホスト転身、演歌歌手デビューを果たすなど、ネット上では話題に事欠かない存在で、SNSのフォロワー数は増え続けていった。
今年は元日に発生した能登半島地震で、発災直後から批判を浴びながらも現地入りし、ボランティア活動に励んできた。
現在も月の半分は現地で汗を流している中、復興が遅々として進まない状況に政治や行政へのイラ立ちを覚えるばかりだったという。
へずまは「『日本一心』は好きな言葉で、自分も選挙で訴えたい」と目を輝かせた。
「日本一心」は書道家の紫舟氏が東日本大震災後に「多くの人たちと力を合わせて心を一つになれば、日本は成し遂げられる」との思いを込めた作品。
この言葉に共感した吉川晃司と布袋寅泰は11年に伝説のユニット「COMPLEX」を21年ぶりに復活させ、公演タイトルに「日本一心」と掲げた。先月も能登半島地震の復興チャリティーライブを行っていた。
へずまは「都知事選には小池百合子さんや蓮舫さんらが出てきているがみんな口だけで、『政治で遊ぶな! 国民をなめるな!』と言いたい。
被災地ボランティア活動を通じて、本当に石川の人たちの優しさに触れて、人として、一皮むけた気がします」と真顔で話した。
もちろん都知事選出馬は話題づくりの一環であることは否定しないものの、既成政党や団体の力は借りずに自らが代表者となる政治団体を立ち上げ、供託金300万円や選挙資金も自腹でねん出するという。
都知事選には蓮舫氏のほか、安芸高田市の石丸伸二市長、元航空幕僚長の田母神俊雄氏、タレントの清水国明ら20人以上が立候補を表明している。お騒がせのへずまの参戦でますます混とんとしてきた。
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