歌手の長渕剛(67)が22日、東京・タワーレコード渋谷店でニューアルバム『BLOOD』の発売記念イベントを開催し、ファン300人にミニライブとトークを届けた。
長渕は7日、公式サイトを通じて肺気胸の発症による4週間の療養を発表。17日にはYouTubeチャンネルを更新し、「きょうから歌い始めた」と復活宣言をしていた。
この日のイベントでははじめに体調を聞かれ、集まったファンに向けて「大丈夫です」と力強い一言で応えた。
2017年8月の『BLACK TRAIN』以来、約7年ぶりのオリジナルアルバムとなる本作。
MCから「ファンに寄り添ってくれる作品」と評されると、「(歌手生活)45年と言ったらタダ者ではないくらい長いんです。
ですから、僕が寄り添っているというよりも、それだけ長い時間アツいファンのみなさんが寄り添ってくれている。そういう思いで毎回作品を作っています」としみじみ語った。
そんな本作を引っ提げ、6月からは全国ツアー『TSUYOSHI NAGABUCHI ARENA TOUR 2024「BLOOD」』を開催。6月25日の大阪城ホール公演を皮切りに、6会場11公演を予定している。
長渕は「気胸っていうのは初めてだったわけで、3日間くらいは本当に苦しかった」と入院中の日々を振り返りながら、
「“絶対安静”っていうのがオレにとって一番の強敵で。何日か経って落ち着いてきた頃、バレないようにスクワットをしていたらすぐに看護師さんが飛んできちゃってね(笑)」と笑わせ、
「退院してからすぐにトレーニングを再開したのでもうバッチリですよ」とツアーへの自信をのぞかせた。
イベントではその後、ツアーに先んじて“復活”を証明するように、本作収録の「黒いマントと真っ赤なリンゴ」と「BLOOD」、さらに代表曲「とんぼ」「かましたれ!」「乾杯」の計5曲を力強くパフォーマンスした。
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