2019年、倉持はプロゲーマーのふ~ど(38)と結婚。その後の不妊治療が実り、2021年に第1子となる湊くんが誕生した。
倉持「出産も2日ぐらいかかったのでやっと出てきたみたいな。お腹にいた時に胎動がすごくあったので、お腹の中で蹴っていたのは君だったのかみたいな感じの不思議な気持ちでしたね。
新生児を抱っこしたのって生まれて初めてだったので、これはもう一生かけて守っていかないとと思いました」
何ものにも代えがたい幸せを感じたという倉持。しかし、子育てをしていく中で、違和感を持つようになったという。
倉持「一番最初に気になったのは、生まれてすぐ母乳を拒否したこと。母乳っていうよりは私のおっぱいを嫌がっちゃって、乳首をすごく拒否するんです。
それで哺乳瓶であげていたんですけど、ミルクも、哺乳瓶の乳首もこだわりがすごくて。あれ?ちょっと(発育が)遅いなと思い始めたのは1歳ぐらいです。
1歳検診でちょっとずつ…。他の子はもっとちゃんとおとなしくしていたりとかしているのに、湊は名前を呼んでもあんまり振り向かなかったり。喋ったりできてないぞっていうのがひっかかって。
(1歳から)保育園に通うようになって、保育園のお友達とうまく遊べなかったりとか、言葉がやっぱり他の子よりずっと遅れている。
保育園に私が迎えに行ったりすると、『あ、湊くんのママ』みたいな感じで、他の子はもう私のことを認識して喋ってくれたりするのに、
湊は迎えに行っても抱っこするだけで特に何もなくて、あれ?やっぱり他の子より結構遅れてるな、ちょっと違うのかな?っていう風に思いました」
そして去年12月、奏くんが2歳6ヵ月の時に「自閉スペクトラム症」と診断された。
倉持「湊が1日5~6回くらい吐くようになってしまって、それで吐き戻しが多いので心配ですねってなって、小児科を何個か転々としました。
『体の問題じゃなくて、精神的なものとかかもしれません』って言われて、また別の先生に診てもらって。
病室に入った時に、湊はその先生の方も全く見ないで、その病室にあったおもちゃとかでバーッて一気に遊び始めて。
(先生が言うには)普通の発達の子はまず知らない先生のところに来たら、『えっ、なんだこの人は』みたいな感じでなったり、挨拶したりとか、まず先生の方を見たりするんですって。
『湊くんは僕の方を一切見ないで、あとは目が合わない。名前を呼んでも反応しない』と言われました。病室に入って1分経たないぐらいで、
先生に『この子は自閉スペクトラム症でしょう』っていうふうに言われたんです。なんとなくそうかなとは思っていたんですけど、いざ言われるとショックが大きくて、病室で涙が出てきてしまって」
自閉スペクトラム症とは、対人関係が苦手といった特性をもつ“発達障害”の1つ。特徴として視線が合わないことや表情が乏しいこと、また名前を呼んでも反応しないなどがあげられる。
最近の調査では、100人に1人が診断されるといわれている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0afa9ee900ab9d67ad569...
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