落語家、立川志らく(60)が15日、TBS「ひるおび」(月~金曜前10・25)に生出演。
元通訳で銀行詐欺容疑で訴追された水原一平容疑者(39)の事件を巡り、米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(29)について私見を述べた。
米ロサンゼルスの連邦地検によると、水原容疑者は違法賭博借金を返済するため、大谷の口座から胴元側に1600万ドル(約24億5000万円)以上を送金。
2年間で約1万9000回の違法賭博を繰り返した。大谷がメジャーへ移籍した2018年には、口座開設を通訳として手伝ったが、のちに水原容疑者が連絡先を自身に変更。
大谷は送金を知らず許可していないとして被害者にあたると判断した。水原容疑者は12日に連邦地裁に出廷し、保釈保証金2万5000ドル(約380万円)で保釈された。
志らくは事件について「この一平容疑者はとんでもない悪党だった。彼を応援していた我々も裏切られた」と切り出し、
「だけど、我々マスコミが猛省しなくちゃいけないのは、一時、大谷さんのことを疑ってた部分があったでしょ。もしかしたら関わっていたんじゃないかみたいな。
だから近頃のメディアは人を推測だけで叩きすぎるって傾向があるんですよ。私なんかも当初は『(大谷が)男気を見せて、親友のために一肌脱いでお金を送金したんじゃないか?』って思っていた。
だけども『大谷さんは人の道に外れるようなことは絶対しない。だから彼から野球を奪っちゃいけないんだ』とは言い続けてきた。
中には『他人が(銀行口座に)アクセスできるわけないじゃない』とか、いろいろ大谷さんを攻めたがる人もたくさんいたじゃないですか。
そういった人たちは、やっぱり反省すべきですね。(大谷は)100パーセント被害者なんだもん」と私見を述べた。
MCのタレント、恵俊彰(59)が「師匠はそうおっしゃるけど、世界中がそう(大谷が関与したと)思った。
メディアだけじゃなくて、ドジャースも(大谷が)肩代わりしたって言ったし、あのストーリーを聞いてたら、それはそうなるでしょうと。
全部、水原一平の作り話だったってことでしょ」と大谷が関わっていたようなウソを水原容疑者がついたことで騙されたと指摘。
それでも志らくは「だから、我々も含めて騙されたんだけど。でも、私が言いたいのは、大谷さんは人の道から外れるようなことは絶対にしない。
そこだけは、批判した人も信じてあげればよかったんじゃないかなと。もっと大谷さんを信じてエールを送るべきだなと私は思いましたね」と反省した。
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