高校卒業後、人気アイドルデュオ・Winkとして一世を風靡した相田翔子さん。子どもの頃は前に出るタイプではなかったといいます。
デビュー後は緊張続きの日々と過密スケジュールで生放送直前に逃亡を図るという出来事も。当時を振り返っていただきました。
──タイトなスケジュールのなか疲れてしまって、鈴木さんと生放送直前のテレビ局から伊香保温泉へ逃亡するという出来事がありました。
相田さん:あれはもう大事件でしたよね。ふたりのなかで我慢して我慢して張りつめていた糸が、プツンと切れちゃったんでしょうね。
「行っちゃう?」「行っちゃおうか」ってふたりの気持ちがひとつになって、気づいたらタクシーに乗っていました。
帰ってきてから猛反省しましたが、あれがきっかけでスケジュールを考慮してもらえたり、自分たちの意思を社長やスタッフの方たちに伝えることができるようになりました。
ご迷惑をおかけした番組の方たちには本当に申し訳ないことをしてしまいましたが、あのまま続けていたら身体を壊したり、もっとよくないことになってしまったかもしれない。
実際、あの出来事のあとから吹っ切れて、新鮮な気持ちで頑張れるようになりました。
── 本当にテレビで見ない日はないくらい、爆発的な人気でした。
相田さん:Winkのいちばん忙しい時期、ドラマの撮影中に胃が痛くなって立っていられず、救急病院に行ったのですが、そこでもサインを求められて…。今思うと、ありがたい話ですけど。
お休みの日にゆっくりしようと思って実家に帰っても、食卓の上に山積みの色紙が置いてあるんです。
それを見て、家に帰っても仕事を忘れられないんだなと泣けてきちゃって。でも両親にとって自慢の娘で、近所の人に頼まれたなら、という思いがあったんだなということが今はわかります。
── でも、どこにいても気を抜くことができないですよね。
相田さん:ホッとできるのは、寝ている時間くらいでした。だけど、いつも早智子が隣にいて「頑張ろう」って肩を叩き合ったり、
「つらいね」って痛みを分かち合うことができたから、そういう時期も乗り越えられたんだと思います。無二の親友…、早智子はよく“戦友”と言うんですが、本当にそうだなって。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2fae20e8d4e9bb15d9dd...
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