メジャーリーグのみならず世界にショックを与えたドジャース大谷翔平選手の通訳・水原一平氏による「違法賭博」問題。
日本時間の3月26日午前に行われた会見には多くの報道陣が集まりました。この会見について現地では厳しい意見もあるようです。
(大谷翔平選手)「まずはじめに、僕自身は何かに賭けたり、誰かに代わってスポーツイベントに賭けたり、それを頼んだり、ということはないですし、
僕の口座からブックメーカーに対して、誰かに送金を依頼したことももちろん全くありません。結論から言うと、彼が僕の口座からお金を盗んで、なおかつみんなにウソをついていた」
自身の違法賭博への関与を完全否定。「水原氏がウソをついていた」と、約12分の会見の中でウソという言葉を6度使用しました。会見でも「信頼していた方」と表現した水原氏の裏切りに対して大谷選手は。
(大谷翔平選手) 「正直ショックという言葉が正しいとは思わないですし、それ以上の、うまく言葉では表せないような感覚でこの1週間くらいはずっと過ごしてきた」
この会見を会場で見守ったドジャースのデーブ・ロバーツ監督は。「ショウヘイはとても正直だったと思う。
彼が何を知っていたのか、何を知らなかったのか、多くの質問に答えてくれた。私たちは前に進み、当局にこの件を任せて、ただ野球に集中することを願っている」
注目を集めた大谷選手の会見。評価する声の一方で、現地では厳しい意見もあるようです。大吉洋平アナウンサーが、ロサンゼルスで日本人インフルエンサーとして活動するYurisaさんに話を聞きました。
(大吉アナ)「ロサンゼルスでのこのニュースの注目度は?」
(Yurisaさん)「LAタイムズとか地元紙では毎日話題になっています。(日本のニュースは)『大谷のメンタルが心配ですね』とか、大谷選手の気持ちの心配をしている声がすごく多かったのに対して、
こっちではそういう感じじゃなくて、もっと深刻な、このまま(大谷選手が)追放されちゃうんじゃないかとか。『ぶっちゃけ通訳のことはどうでもいい、大谷はどうなんだ』みたいな感じがします」
(大吉アナ)「(日本では)多額のお金が彼の口座から送金されている以上、どこまで知っていたのか、何か関わってはいないのか、そんなこと考えたくはないけど思ってしまうよね、
こういった声が少しずつ出始めてはいるんですけども」
(Yurisaさん)「(会見の後)大谷が有罪と思っている人もいれば、無罪だと言う人も、ちょうど割合が半分半分くらいになっています」
現地でこうした厳しい意見がある背景には、お金に関するアメリカならではの考え方があるといいます。(Yurisaさん)「アメリカは自分のお財布は自分でコントロールするっていう。
夫婦であっても、妻は銀行のパスワードとかを知らないということもとても多いんですよ。そんな中で、誰かにパスワードやユーザーネームを全部与えているなんてことがありえるのか?って思う人が多いんじゃないかなと思います」
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1078043?display=...
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