「夜10時以降のニュース番組でMCを務めるアナウンサーはいわば夜の顔。
日テレは『news zero』の有働由美子アナウンサー、テレ朝は『報道ステーション』の大越健介キャスターといった具合に、実力派がそろう激戦区。
その中で、ひときわ注目を集めていたのはフジ・堤礼実アナウンサーの『Live News α』
この番組だけは、堤アナがドアップでニュース原稿を読むことから、ファンの間では《至福の時間》《今日も美しい》などと注目の的でした」(女子アナウォッチャー)
堤アナのアップ映像で男性視聴者のハートをつかんでいた「Live News α」がついにフジテレビ番組審議会の議題にのぼった。
3月16日放送の「フジテレビ批評」では、3月13日に行われた番組審議会の模様をレポート。番組審議委員のノンフィクションライター・最相葉月氏はこう指摘した。
「堤アナウンサーのアップよりもニュースが小さくなった場合、ニュースに目が行かない。そういう場面が何度もありまして、
もし、堤アナウンサーがこの先も報道の現場でお仕事され、取材を自分でもなさるようなことを目指しておられるのであれば、あの見せ方はマイナスになりかねないということは非常に感じました」
早稲田大学教授の岡室美奈子副委員長も、「やっぱり男性向けの視線で作られているようなところを堤アナの使い方を通じて感じましたので」として、
「一日の終わりに経済番組を見るのは男性であるという思いこみがあるならば、そこはアップデートしていただきたい」と、堤アナの扱いに苦言を呈していた。
「番組審議会では、『Live News α』の責任者がキャスターの表情でニュースを伝えたいとの意図を説明し、
『α』の個性としながらも多様性という観点には配慮すると明言していたのですが、3月18日深夜の『Live News α』を見ると、相変わらず堤アナのアップ映像が何度も流れていました。
あれだけアップの映像を使われるとなれば、堤アナもメイクにはかなり気を遣うのでは…。
ファンとしては有難く思う一方、局アナの顔でニュースを伝えるという手法には違和感を覚えざるを得ません」(前出・女子アナウォッチャー)
https://asagei.biz/excerpt/7281...
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