ドラマ『春になったら』(カンテレ・フジテレビ系)で24年ぶりの連ドラ主演、余命3か月の父親を熱演している「とんねるず」木梨憲武。3月25日の最終回を迎える前に“春の嵐”になりそうだ。
《セット壊して何がおもしろいの? パワハラの権化やん》《次回の華大さんと千鳥くんで木梨がセット壊してたのマジで不快で逆に笑っちゃった》《予告の数秒で木梨っとか古い芸人のの悪いとこ全部出てたな(原文ママ)》
Xユーザーたちが不快感を示した“予告”とは、3月19日放送の『華大さんと千鳥くん』(カンテレ・フジテレビ系)の予告映像。
現在、カンテレ公式XやHPなどで視聴可能になのだが、ドラマ番宣を兼ねているのだろう。ゲストに迎えられたのが木梨。
【木梨憲武と千鳥が初共演!】とのテロップが流れると同時に、ノブの進行の邪魔をしてわちゃわちゃし始める木梨。
場面変わって出演者のイメージ調査企画「6連単」では、セットの競走馬の“耳”を強引に引きちぎっては大吾らにたしなめられると、場を落とそうとしたのか突然「ウンコしよう」と尻拭いするノブ。
さらに順位予想の際に「とんねるずさんは業界ウケだけで世間的には全然売れてなかった」と評する、かまいたち・山内健司には「さっきから何なんだよ、お前」と横から“蹴り”をお見舞い。
芸人たちと絡むのは久々の木梨。なるほど30秒の予告動画に、かつてのとんねるずの番組で見慣れた“木梨、大暴れ”の光景がぎゅっと詰められていたわけだ。
1982年に『お笑いスター誕生!!』(日本テレビ系)でグランプリを獲得すると、その“破天荒”な芸風がウケて1980年代から90年代のテレビ界を席巻。
『みなさん』をはじめとするレギュラー番組は軒並み高視聴率を記録し、“お茶の間”の中心にいたとんねるず。
しかしコンプライアンスにTPO、セクハラ・パワハラが問題視される平成終盤と令和において、彼らの芸風は「時代遅れ」とされて、バラエティでの活躍の場は地上波から消えてしまっている。
空気を読まない、職人気質の木梨。かつてキー局の人気バラエティ番組に携わったベテラン放送作家によると、
「番組内で“不適切な言動”があればSNS上で炎上騒ぎとなり、ネットニュースで報じられて局も叩かれる時代です。
現在はYouTuberとしても活動するタカ(石橋貴明)さんも、地上波に出る時は番組や出演者に迷惑をかけないよう気を遣っていると聞きます。
一方でいい意味で言えばマイペース、悪く言えば空気を読まない、スタイルを変えない頑固者で職人気質のノリさん。
僕らみたいな古い人間は予告動画にワクワクしますが、放送後に炎上しまいかとヒヤヒヤする内容でもある(苦笑)。
昭和や平成初期のパワー系のお笑いは賛否は起きますが、コンプライアンスで凝り固まったおとなしいバラエティーが多い中で、実は視聴者ウケがいいとの見方もあります。
本来は昭和くさい芸風の千鳥らとの絡みは楽しみではありますよ」
https://www.jprime.jp/articles/-/31283?display=...
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