女優の渡辺えり(69)が15日放送のフジテレビ「ぽかぽか」(月~金曜前11・50)にゲスト出演。昭和の名優の豪快エピソードを披露する場面があった。
この日は4月に開幕する舞台「さるすべり」で共演する女優・高畑淳子とともに出演。2人は共演は21年の舞台「喜劇 老後の資金がありません」の共演以来。
「大物俳優の豪華エピソード知ってる、っぽい」というイメージにそろって「〇」を挙げた2人。
高畑は「緒形拳さん、2時間ドラマでリハーサルみたいのやるじゃないですか。“このシーン、いらねぇんじゃないか”って、よく言うんですよ。そのシーンカットになるんですよ。
また次のシーンやると“このシーンいらないんじゃないか!”って言って。全部なくなっちゃうんですよ、尺が。あれ、どうしたんだろう…」と苦笑した。
MCの神田愛花が「それは大物だから?」と聞くと、高畑は「やっぱり確かめるんですね、お芝居を。
台本があるからその通りやるんじゃなくて、肌合いを確かめて、“これはいらねぇ”“これはいらねぇ”っておっしゃるんですよ。確かに筋は通ってるんですよ。でも、尺がなくなっちゃうんですよ」と笑った。
すると、渡辺も「昔はそういう人いっぱいて。自分でも演出力があってやってる人もいっぱいいて。みんないうこと聞いてましたよね」と証言。
「ショーケンさんなんかも台本を全部捨てちゃうんですよ、最初に。全部アドリブですよ」と2019年に亡くなった萩原健一さん(享年68)について言及。
「その場、その場でずっとやってました、連続ドラマを、奥さん役で。(自分も)アドリブで全部」と振り返った。
「それ(アドリブの芝居)が使われて、次の台本に反映されるんです。それをまた捨てちゃって、全部アドリブです。息詰めてやってました。昔はそういう人多かったですよね」と明かした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9a375c941a56496f4a39... これに、高畑も「西田(敏行)さんとか市原悦子さんも台本通り、そのままやることはないんですよ。なんかフラフラとセットを見て、確かめて、肌合いを考えるみたいな、犬みたいな感じです」と話した。
返信する