15歳年下のご主人は、ブル中野さんの現役時代を知りません。つきあって間もないころ、彼女の過去に気づかないなか、ある日…彼が悩んだ様子で酔っぱらって電話をかけてきました。
■実家の近くにあったムエタイのジムで運命の出会い
── プロレスラーを引退後、アメリカで9年間、ゴルフのプロテストへの挑戦を経て、帰国したブル中野さん。その後はどんな生活を?
ブル中野さん:実家に戻ると、レスラーを引退したとき同様、「何もしなくていい。働かなくてもいいから、とにかくゆっくりしなさい」と家族に言われました。
そんなとき、ちょうど実家のそばにたまたまムエタイ(タイの格闘技)のジムがあって、ガラス越しに見えたリングが懐かしくなりました。ジムの女性向けダイエットプログラムに通い始めたんです。
このとき、15歳年下の主人と出会いました。
── ご主人は、最初からブル中野さんだと知っていたのですか?
ブル中野さん:いえ、知りませんでした。レスラー現役時代は100キロを超えていた体重も、減量して60キロ前後になり見た目も変わっていたからでしょう。
つきあいはじめて「仕事は?」と聞かれて、プロレスラーだったことを言いたくなくて「仕事は何もやったことない」と答えたんです。
主人は「40歳過ぎて働いたことがないなんて、実家がよほどの大金持ちか、裏の世界かどちらかだ」と不審に感じたそうです(笑)。
── 過去について話したのは、ブル中野さんから?
ブル中野さん:不思議に思った彼が、私の本名「中野恵子」をネット検索したそうです。するとたまたま、プロレス界の大勢が集まる機会に撮った写真がヒットしたようで、「これだ!」と思ったんでしょうね。
彼はすごく悩んだみたいで、かなり酔っぱらった状態で朝の5、6時ごろに電話をかけてきて「1個聞いていい?もしかして昔、ブル中野だったの?」って。「うん、そうだよ。ちょっと話そうか」となりました。
彼は15歳年下なので、私の現役時代を知りません。かろうじて、名前や悪役だったことを知っている程度。がっつりプロレスファンの人でなくてよかったです。あまりプロレスを知らないほうがやりやすいです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/36b0575710f1e3b7b04ba...
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