ドラマ「セクシー田中さん」(日本テレビ系)の原作者で漫画家の芦原妃名子さんが死亡していた問題は、さらに騒動が拡大しそうな様相を呈している。
真相の解明が進まなければ、日本テレビと漫画の版元である小学館の抗争にも発展しかねない状況なのだ。
1月29日に栃木県内で死亡しているのが見つかった芦原さん。現場の状況から自殺を図ったとみられる。
芦原さんは同26日に、脚本や登場人物の設定をめぐり、日テレ側と見解の相違があったことをSNSに投稿していたが、28日には投稿を削除し、行方が分からなくなっていた。
「昨年末にドラマの脚本家が、最後の2話分については、芦原さんが脚本を書きたいと申し出たとする内容をSNSに投稿しました。
芦原さんの投稿は、この事情を説明するような内容でしたが、結果的にさまざまな批判が飛び交う騒ぎになってしまいました」と女性誌編集者。
芦原さんの訃報を受けて、日本テレビは当初、「最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております」との見解を出していた。
「この見解が〝冷淡すぎる〟と批判を浴びることになりました。このため、日本テレビはさらに『大変重く受け止めております』とするコメントを出すことになりました」と先の女性誌編集者は話す。
日本テレビの当初のコメントをめぐっては、同局の「DayDay.」で、この問題を取り上げた際、MCの南海キャンディーズの山里亮太が
「万全な態勢をこちらは取っていましたよと取られてしまうと感じられる文言でした」と見解を示したほどだ。
ある出版関係者は「芦原さんは、小学館の担当者を通じて日本テレビとやりとりをしていたことを明かしています。
この日テレ側の担当者と脚本家の間で、どのようなやりとりが交わされていたのかが明らかにならないかぎり、真相はみえてきませんし、混乱は収まりません」と指摘する。
そのうえでこう話す。
「版元の小学館としては、大切な作家さんをひとり奪われたようなものです。今回の真相が明らかにならないかぎり、今後、版元としては大切な作家の作品を預けることは難しくなるのではないでしょうか。
これまでの作品はともかく、少なくとも新たな作品のアニメ化は、いったん様子をみるということになってもおかしくありません」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9baad4f4f1169f70af31...
返信する