「スター・ウォーズ」続三部作でデイジー・リドリーが演じたヒロイン、レイが主人公のシリーズ新作『スター・ウォーズ:ニュー・ジェダイ・オーダー』の監督を務めるシャルミーン・オベイド・チノイ氏の発言に一部のソーシャルメディアユーザーがボイコットを呼び掛けている。
シノイ氏はパキスタン系カナダ人の監督兼フェミニスト活動家でパキスタンで夫や恋人から硫酸をかけられる女性の実態を収めたドキュメンタリー映画『セービング・フェース(顔の救済)』で2012年米国アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞。
最近ではMCU初のイスラム教徒スーパーヒーローであるヒロイン、カマラ・カーンを主人公とするドラマ『ミズ・マーベル』を監督している。
シノイ氏は『スター・ウォーズ』の映画を監督する初の有色人種および女性として話題を集めていたが、シノイ氏が「自分の目標は男性を不快にさせる事だ」と主張する動画を保守系政治評論家で児童文学作家のマット・ウォルシュ氏がTwitterで共有したことで彼女に批判が殺到した。
「次のスター・ウォーズを監督するフェミニストが自分の目標は "男性を不快にさせること" だと語っている。この映画はディズニー史上最大の失敗作になる運命にあると言えるだろう」
マット・ウォルシュ氏が共有したのは女性の地位向上を目標とするニューヨークの財団法人『Women in the World Foundation』が2015年に開催したパネルディスカッションにシノイ氏が参加した時の映像で、自身の映画に対する反響について聞かれたシノイ氏はこのように答えた。
「私は男性を不快にさせるのが好きだ。男性を不快にさせることを心から楽しんでいる」
「変化を生むためには男性の目をまっすぐ見て「私 (たち女性) はここにいるぞ」と伝えることが重要だ」
「男性は私の作品を見て「私はお前たちが不快になる作品を作っているぞ」というメッセージを受け取るだろう。実際そう受け取るべきなのだ、私は不快に感じるべき人間が不快に感じるように作品を作っている、それによって男性は自分を変える必要性に気付くことができるからだ」
「不快に感じて、自分が曲がっていることを自覚し、私の作品を通して鏡に映った自分を見ることで自分の姿が好ましくないことに彼らは気付くはず」
「そうしたら彼らも認めることができるかもしれない、自分の考え方に何か問題があるのかもしれない、あるいは問題への自分の取り組み方に何か問題があるのかもしれない、と」
https://twitter.com/i/status/174258395094443260...
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