実業家のひろゆきさんが群馬県の観光について提言した。県庁内のスタジオ「ツルノス」で19日、映像ディレクターの高橋弘樹さんと一緒にライブ動画を収録し、
県民の質問に応じる中で、「旅館で魚を出すな」「劣化版東京」などと、厳しくも愛のある言葉で表現した。群馬にしかできない「食」をテーマとした集客の具体的なアイデアも出した
高橋弘樹 群馬県の渋川より奥、みなかみ、猿ケ京、宝川温泉と法師温泉と行ってきました。この辺りを私は「奥群馬」と呼んでいるんですが、ひろゆきさん、旅はどうでしたか。
ひろゆき 人が少ないとこに行くと割と楽しいですよね。どこ行っても人がいない。東京とか都会に住んでると、人がごちゃごちゃしてるところにずっと行くじゃないですか。
草津も人がごちゃごちゃしてるから、温泉旅館とか行ったりできないじゃないですか。やっぱ、奥群馬の方に行くと、いつも大体空いている。築150年の温泉旅館とか、割と見栄えもするから、
インスタに上げたがる人がわちゃわちゃいるかと思いきや、交通の便がめっちゃ悪いから、ほとんどいない。で、のんびりできるみたいな。
ひろゆき (県庁職員の萩原さんに質問)東京からの群馬のイメージってそんなに良くないですよね。大学の時に東京行って、「なんでそうなんだろう」と思いましたか。
萩原 「劣化版東京」みたいなことを言われて、お店も東京ではやったものがちょっと遅れて群馬ではやるみたいな、そういうところあるなと思いました。
高橋 失礼だよね、東京に(笑)。いやいや、劣化版東京じゃなくて、群馬は本当は自然が豊かだからね、そっちをPRした方が良いのになと思いますけどね。
ひろゆき 劣化版東京って言われる理由は、やっぱり「魚を出すこと」だと思ってるんです。
今回の旅で僕がうれしかったのは「群馬県は魚を出すべきではない」とちゃんと言ってるレストランオーナーがいた。地元の野菜と、ご主人が猟で獲った肉を出す店で。魚は出しませんよ。
だって、魚、取れるわけないじゃないですか。「魚出すの、おかしいよね」っていう感覚を持ってる人がちゃんといて、よかったと。
ひろゆき (質問が来て)海がない群馬県が旅館で魚を出すな、ということですが、それでは県外からのお客さまには何をお出しすればよいでしょうか。
「県外から来た人にはおもてなしだから魚を出すべきだ」っていう考え方が「劣化版東京」だと思うんすよ。「東京は魚を出すんだから、きっと魚を出せば喜ぶだろう」みたいな。
「お前らがおいしいと思うものを出せばいい」って。あ、魚がおいしいと思ってんのか。スーパーのベイシアでも魚コーナー、超広かったじゃない。
高橋 魚コーナー、広かったですね。地元のものは、ほぼなかったですね。
ひろゆき 群馬って野菜とか作って出荷しているはずなのに、野菜コーナーで売ってるトマトが千葉県産で、「おいおい」みたいな。ちょっと地元のものにきちんと目を向けた方がいいんじゃないかなと。
https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/39597...
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