TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。今回のお客様は、脳科学者の茂木健一郎さんと常連客の落合陽一さん。
ここでは、落合さんが代表取締役CEOをつとめるピクシーダストテクノロジーズ株式会社が、今年7月31日(米国時間)にナスダック上場したニュースからトークが展開されました。
茂木:ナスダック上場、おめでとうございます。どういう感じで(上場まで)もっていったの?
落合:証券の人とやりとりをしながら法律文書を作っていくわけなんですけど、(上場先を)国内にするか海外にするかを考えて、
うち(ピクシーダストテクノロジーズ)は言語バリアがある製品は特になかったことと、僕らが上場を目指していたタイミングって、日本の国内ベンチャーITの株価が全然上がらないタイミングだったんですよ。
茂木:ああ~。
落合:それで海外のほうがいいだろう、と思ってナスダックにいかせていただきました。
茂木:日本初のディープテックの上場?
落合:そうですね。もちろん、ブロックチェーンとか不動産ITの方々はいらっしゃるんですけど、いわゆる“研究開発型スタートアップ”と言われる装置だったり、
論文に投資しながらでかくなっていくディープテックは、うちが初めてです。
茂木:現地に法人は置いてある?
落合:ないです、ADR(米国預託証券)なので。
茂木:あくまでもオペレーションは全部日本でやっているんですね。上場後はどうですか?
落合:最初、結構ヤバい評価になるかなと思ったんですけど、株価もいい感じに動いています。でも、我々がナスダックに上場していることをみんなが知らないんですよね。
茂木:知らないの!?
落合:意外と知らないんですよ(笑)。
茂木:なんで? てか、最近の日本人って、外国のことに興味なさすぎじゃない?
落合:そうっすね(笑)。それも最近ではない気がしますけど……。
茂木:特に最近は、そんな感じがない?
落合:まぁ……アメリカ同時多発テロぐらいまでは世界に興味があったんじゃないですか? だけど、リーマンショックより後は、あまり世界に興味がない感じがすごくします。
茂木:まずいよなぁ。
https://news.audee.jp/news/S59rmsOpOJ.html?showConte...
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