歌舞伎俳優の松本幸四郎と市川染五郎が7日、都内で行われた「時代劇専門チャンネル」のテレビスペシャル
『鬼平犯科帳 本所・桜屋敷』(2024年1月8日放送)の完成披露試写会に出席した。
同チャンネルでは、時代小説家・池波正太郎さんの生誕100年を記念し、
池波さんの代表作にして時代劇作品の金字塔とも言える傑作『鬼平犯科帳』を映像化。
テレビスペシャル『本所・桜屋敷』、劇場版『血闘』(来年5月10日公開)、
連続テレビドラマシリーズ『でくの十蔵』『血頭の丹兵衛』(ともに来年5月以降放送)の計4作品を製作する。
本シリーズでは、松本幸四郎が“鬼平”こと長谷川平蔵を演じ、市川染五郎が若き日の鬼平(長谷川銕三郎)を演じる。
監督には山下智彦氏、脚本は大森寿美男氏、音楽は吉俣良氏といった日本を代表するクリエイターが顔をそろえ、“新たな鬼平”の幕開けを告げる。
松本は「世界一の職人たちが集まり、素敵に輝かれている役者さんとともに作り上げている。
自信を持って宣伝致します」とあいさつ。叔父の『鬼平』はリアルタイムで観ていましたし、祖父のものもビデオで拝見した」と言い、
「どちらも本当に素敵な作品だった。その気持ちをもって撮影に臨んでおります。
自己流だとか違うものを…という意識ではなく、その素敵さを目いっぱい感じながら、務めさせていただきました。
叔父である二代目中村吉右衛門さん主演の『鬼平犯科帳』は、フジテレビ系列で1989年7月より放映されていたテレビ時代劇。
ドラマは第9シーズンまで続き、劇場版やテレビスペシャルも展開される人気作となった。
松本は「今回、叔父が使っていた煙草柄を使わせていただいた」と秘話を明かすと、こらえきれずに涙を浮かべ、
「叔父と言えば長谷川平蔵。みなさまもそうでしょうし、私もそうです」と思いを伝えた。
https://www.oricon.co.jp/news/2305518...
返信する