月亭方正 ダウンタウンの影響が落語の根底「全てだと」 「笑ってはいけない」復活なら「全身全霊で」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e224f0ba5053dd9edb0c3... お笑い芸人として人気テレビ番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」などで長く活躍していたが、
「テレビだけ出て、芸がない」と将来について悩んでいた時に、東野幸治から勧められた古典落語の魅力に
取りつかれた。
2008年に月亭八方の落語会で客演として落語家デビューすると、八方に正式に弟子入りし、月亭方正の名前をもらう。
東京から関西に拠点を戻し、タレント活動を続けながらも、11月18日に大阪・天満天神繁昌亭で行われる林家菊丸、
桂かい枝との三人会をはじめ、東西落語家との落語会、独演会などを積極的に開催している。
当初は芸人=山崎邦正、落語家=月亭方正と芸名を使い分けていたが、2013年1月1日に月亭方正に統一した。
「(なんばグランド)花月に出たときに、出番に『月亭方正(山崎邦正)』と書いてあって。花月の人は〝山崎邦正の方が
分かるやろ〟と書いていたと思うんですけど、師匠から〝カッコ悪いやろ。山崎でも月亭でもどちらかにせいや〟と
言われて」と理由を挙げた。
ダウンタウンとの共演が自身の落語に与える影響は大きい。「それは全てだと思います。所作、顔のリアクション、間…。
僕の落語の根底に流れているのは、テレビで培ったお笑い、センスだと思います」。芸人としてテレビで活躍した時の多くの
経験が、大きな糧にもなっている。
大みそか恒例だった「笑ってはいけない」シリーズの復活を期待する声も多い。「もしやるってなったら、何も考えず
全身全霊でやるのは決めています」と明かした。「あのパッケージを作った松本さんは天才やと思います」と今でも驚きを
隠さない。普段、笑わせる立場の芸人が笑ってはいけない立場になる。松本が最初にこの企画を会議で上げた段階では
「正直、何が面白いねん?」と内心思ったそうだ。
ようやく自分の居場所を見つけた。「一番の目標は落語で早く自分を出したいです。まだ、どこかカッコつけて、
精神的にスーツを着ているような感じで、舞台に出るときがあるんです。そんなん、パーッと脱いで裸の自分を
見てもらうような。そこからが本物の噺家だと思っています」。理想の境地を目指して、大好きな世界で突き進む。
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