タレント、伊集院光(55)が28年ぶりにニッポン放送のワイド番組を担当することが12日、分かった。
10月3日スタートの「伊集院光のタネ」(火~金曜後5・30)で、番組が用意したテーマをネタにリスナーから寄せられた話題を膨らませ、プロ野球オフシーズンの夕方帯を熱く盛り上げる。
自分を育ててくれた同局に凱旋する伊集院は「まいた種をリスナーの皆さんに水や肥料を与えていただき森にしたい」と張り切っている。
伊集院がニッポン放送に本格復帰する。
4月からプロ野球ナイター中継のない日に放送する「ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 伊集院光の集まれ!野球おじさん」に4回出演しているが、
同局のワイド番組は1990年代に若者に絶大な支持を得た「伊集院光のOh!デカナイト」以来、28年ぶり。
87年に同局のお笑いオーディション番組「激突!あごはずしショー」で優勝。
このとき落語家、三遊亭楽大だった伊集院は、師匠の故六代目円楽(当時は楽太郎)さんにバレないように現在の芸名を急きょ作ってお笑いタレントの活動をスタートさせた。
同局の「オールナイトニッポン」(88~90年)や「Oh!デカナイト」(91~95年)で人気パーソナリティーに成長し、テレビ界にも進出。
ラジオはその後、TBSが主戦場だっただけに、「流れ流れて戻ってきました。紆余曲曲折折折くらいありまして、転がり込んでまいりました」とユーモアたっぷりに故郷凱旋を報告した。
「伊集院光のタネ」は10月から来季プロ野球が開幕するまでの半年限定で、夕方帯の30分番組。
タネとは番組がお題として出すメールテーマのことで、リスナーから寄せられたメッセージによって話題が樹木のように伸びていく番組を目指す。
実際に番組会議で「泥棒に入られたことは?」と伊集院が問うと、スタッフが「あります。指紋を取るため家にまかれた粉を警察が帰った後、自分でふき取った。
警察は(後始末を)やってくれない」という話で大いに盛り上がったという。
これだと思った伊集院は「たくさんタネを用意するので、『これなら一つあるよ』みたいなことを気軽に送ってください」と呼びかけ、
「面白いと思ってくれる人ができたときに、いい森になる感じがしています」と期待した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3d0e172c9650e162b6aa...
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