千葉県のマスコットキャラクター「チーバくん」の公式SNSアカウントは25日までに、県外での活動を当面休止すると発表した。
台風25号による被害が県内で広がっている上、県外活動について心ないコメントが寄せられたことも原因という。
県の担当者は「チーバくんを守ることも考え、苦渋の判断をした」と説明している。
県報道広報課によると、チーバくんは19~21日、阪急大阪梅田駅(大阪市北区)などで催された期間限定の県アンテナショップでPR活動をしていた。
SNSでは同日、この際の動画について「地元が危ないから避難してきた」などとからかうような投稿が複数掲載されたほか、
公式アカウントが23日に投稿した台風災害のお見舞い文にも「台風から逃げた」などと批判的な投稿が寄せられた。
26日に出演予定だったイベント「ご当地キャラカーニバルinぐんま2026」(前橋市)への参加も取りやめる。県外での活動は未発表分も含め、複数予定されていたという。
県外活動の休止を受け、ネットでは「心ない人たちの批判に負けないで」「気にせずガンガン県外で千葉を宣伝してほしい」といった多くの激励コメントが寄せられた。
これについて県の担当者は「チーバくんが多くの方々に愛されているのだと実感した」とした上で「千葉の魅力を発信することがチーバくんの大切な役割。
県外の活動も、落ち着いたら再開したい」との意向を示した。
チーバくんは、2010年に県内で開催された国民体育大会、障害者スポーツ大会のキャラクターとして07年に登場した。
20周年に合わせて10月31日から県立美術館で予定されている「大チーバくん展」については、予定通り実施するという。
返信する