ミュージシャンのGACKTさんが2025年11月7日にXで、転売問題について言及。持論を語った。
発端となったのは、実業家の堀江貴文氏が10月29日にXで「そもそも転売の何がそんなに悪いの?否定派とは正直まったく分かり合えない。
需要と供給のズレを埋めてるだけで、普通に立派な経済活動でしょ」とポストしたこと。これは、ネット上で賛否両論を集めていた。
GACKTさんは7日のポストで、「堀江くんの言い方は相変わらず挑発的だが、転売がダメだとはボクも思っていない」と発言に共感していることを明かした。
GACKTさんは、「そもそも転売が悪であるなら、株もアートも同じ」と持論を展開し、「需要と供給の間で利益を出すために動くのは資本主義の中では自然なこと」とつづった。
一方で、「問題は"やり方"と"節度"」とし、「本来、必要としている人に物が届かなくなるのは良くない」「コロナの時にマスクを買い占め転売した者、地震の時に水を買い占め値段を釣り上げる者。
これはもちろん犯罪ではない。しかし、これを経済活動というにはあまりに美しくない」と指摘した。
GACKTさんは「結局、美しくないやり方をしてでも稼ぎたいのかどうか」と問題提起。
転売について賛否が集まる理由について、「美学を持って仕事をする人もいれば、利益だけを追求する人間もいる。それ故、意見は分かれる」と指摘した。
また、「世の中は善い人間ばかりじゃないし、善人が報われるとも限らない。善悪と強弱は移ろいやすく、視点や時代によっても変わる」とし、
「だからこそビジネスの世界は面白いんだけどな。まあ、こういう問題は双方の言い分を冷静に読み解く、個人の力と判断力の問題だろう」とつづっていた。
このポストにGACKTさんの元には、「"美しくない稼ぎ方をするかどうか"という表現、とても共感します」「転売が悪なのではなくて、悪質な行為をする転売ヤーが悪」という肯定的な声のほか、
「転売により利益を得る人より不利益を被ったと考える人のほうが多いから現状悪だと思います」「価格が転売ヤーで決まって自由競争できなくなる、ということが問題」という指摘も集まっていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0bd93529df20af0fe54ff...
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