俳優の唐沢寿明(62)と山口智子(60)夫妻が、35年近く所属した大手芸能事務所「研音」を退所することが1日、分かった。
年内で事務所を離れ、2人で会社を立ち上げ独立する。近く正式に発表する。
ともに還暦を過ぎたタイミングで大きな決断を下した。関係者によると、きっかけは昨年6月に事務所の創業者の野崎俊夫氏が死去したこと。
関係者は「事務所の体制が変わり若返りが進む中、唐沢さんも還暦を超えてマイペースに仕事をしていきたいとの意向があった。
丁寧に話し合いを進め、仕事の調整が落ち着いたタイミングでの決断となった」と話す。山口もそんな唐沢の意向を尊重。公私でサポートする道を選んだ。
2人は1990年ごろ事務所入り。唐沢はフジテレビ「愛という名のもとに」(92年)でトレンディー俳優としてブレーク。
山口もフジ「ロングバケーション」(96年)などに出演し、平成のドラマ全盛期に強烈な光を放った。
山口がヒロインを務めたNHK連続テレビ小説「純ちゃんの応援歌」(88年)での共演を機に距離を縮め、95年に結婚。芸能界屈指のビッグカップルとして連日ワイドショーをにぎわせた。
73年の設立から中森明菜(60)ら音楽色の強かった研音が“俳優事務所”として存在感を強める原動力となった2人としても知られる。
関係者は「研音が現在のように人気俳優を多く手がけるようになったきっかけが2人の活躍」と話している。
これまで仕事で共演することはほとんどなかったが、近年は唐沢の趣味のクラシックカーのイベントに夫婦そろって出席するなど、2ショットを披露している。
長年支えてもらった事務所を離れて歩む第二の人生。夫婦共演も期待される。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc09c8bce36492c459d7e...
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