2021年11月にNGT48を卒業し、現在はフリーで活動している荻野由佳。
2015年の第2回AKBグループドラフト会議にてNGT48のメンバーとして指名されてからわずか2年、2017年・2018年の「選抜総選挙」で速報1位を獲得するという快挙を遂げた。
舞台・朗読劇・バラエティー番組と幅広いジャンルで活動を続けてきた荻野。最近では映画『素敵に餃子道!?(仮)』で初主演が決定するなど、順調に活動を続けている。
アイドルから一転、フリーで活動をおこなっている荻野の近況から、個人として活動することを決めた経緯、将来の目標などを独占取材。
これまであまり伝える機会がなかったという胸の内をについて存分に語ってもらった。
■今年の挑戦は「演技」
――まず、フリーで活動されている今の状況を教えてください。
事務所を退所してから個人で活動するようになったんですけども、そこからしばらくどうしたらいいかわからなくて…。年明け前くらいまでは、どうしようかなって考える時間や結構ボーっとした期間が多かったです。
でも今年に入ってから、「何か頑張りたい」と思って。1月あたりからまたちょっとずつ、新しくお仕事に向けて頑張っていってます。ずっと苦手で避けていた“演技”を頑張ってみようと思っているんです。
――舞台やドラマの出演もあったと思いますが、演技が苦手だったんですか?
ホントに苦手っていうか、できなかったんですよ。『マジすか学園』の続編である『マジムリ学園』に出演させていただいた際に、結構セリフが多くて長くて…。
「私ダンスは覚えられるのに、セリフはなんでこんなに覚えられないんだろう」ってなりました。
撮影期間はすごく楽しかったんですけど、「向いてないのかもしれない」とちょっとずつ自己肯定感が下がっていく日々だったんです。
メンバーが全員参加する演技のオーディションで、監督さんから「アンタやればやるほど下手になっていくね」と言われたこともありました。
「演技はダメだ。ずっとダンスでいこう」と思い、舞台や演技のお仕事をオファーいただいても「ホントにごめんなさい、できないです」と避けてきました。
でも「避けてばかりではダメだ」と決意して、事務所内での演技レッスンに1年くらい参加。そこから演技することの楽しさを徐々に感じることができて、舞台に出演するように…。そこから、気持ちの変化がありました。
――アイドル時代の仕事では、MVなどで演技パートもありましたよね?
ホンットに嫌でした!(笑)もう、ホントできない…苦手…。NGT48のMVって物語性のあるものが多かったので、となると本当に演技パートが多くて…。
――「何を演じても荻野由佳になっちゃう」みたいなことでしょうか。
そうなんです。なり切れないんですよね。感情がセリフに入らなくて、そのまま読み上げるだけ。
よく演技が必要なMV撮影の時に「それ音読になっちゃってるよ」と言われて、そこでまた「もうできないよ~!」ってなっちゃいました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6917947c76969201876f...
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