恵俊彰、「ひるおび」と二足のわらじで早大大学院を修了
自身のキャスター原点・スポーツジャーナリズムの10年、20年先を見つめる
https://www.sanspo.com/article/20230325-DKTZ35567FKTT... TBS「ひるおび」(月ー金曜前10:25-)のキャスターでタレント、恵俊彰が早大大学院スポーツ科学研究科を修了し、
26日に早大大隈記念講堂で学位授与式を迎える。昨年4月、修士課程1年制コースに入学。
「残りの人生の役に立つことを勉強したい」と情熱を燃やし、「情報番組がスポーツを伝える役割」をテーマに
修士論文を1年かけて作成した。
「ひるおびが終わって直行するので、校舎内のコンビニのスペースで宿題のリポートをやっていました。
授業はリポートがよかったら発表されるので、そこを目指して頑張りましたね」
修士論文を作成するにあたり、「ひるおび」がスタートした09年から昨年までスポーツを何回取り上げたか調べた。
3335回の放送で862回、実に25.8%。
気になる修士論文で導き出した答えは「スポーツに興味のない人にも伝えなくてはいけないので、
人柄やエピソードを取り上げるのは大事。それを加味した上でスポーツ番組化するという結論に達しました」。
ネット社会に依存する若者のテレビ離れにも言及し、「幅広く万人受けする番組ではなく専門的な目線が大事。
ひるおびも『今起こっていること』を徹底的に扱っている。
一つのことを深く追究していくことが逆に多くの人に共感してもらえるんじゃないかな」と持論を展開した。
視線の先には10年、20年先のキャスター像がはっきり見えていた。
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