フリーアナウンサー膳場貴子が25日、MCを務めるTBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)に生出演。
今月17日にフランス国内で起きた大規模デモに伴い一部が暴徒化し、パリなど多くの都市で略奪や放火などの大暴動に発展したことを伝えた際、
これほどの事態に至った背景を念頭に「ちょっとひとごととは思えない」と、繰り返し口にして懸念を示した。
フランスでは、教員不足の解消や老朽化した校舎の改修などを求める高校生による抗議活動や改革への要求が続いている。
一方、暴動の背景には国内で続く深刻な物価高騰などの影響が指摘されている。
物価高に国民が苦しんでいる構図は各国共通で、暴動はフランスにとどまらずヨーロッパ各地に拡散。
17日のフランス国内の暴動では2300人以上が警察に拘束される事態となり、当局は厳戒態勢で今後も対応に当たる見通しだ。
暴動に関するVTRを伝えた後、膳場は「ちょっと人ごととは思えないんですけれど…。日本とも共通する点が多く見受けられます」と指摘。
コメントを求められた評論家の寺島実郎氏も「日本に引きつけて考えておく必要がある」とし、
政府債務残高のGDP比がフランス116%、イタリア137%であるのに対し日本は207%で、ムーディーズによる各国国債の格付けについて、
日本はフランスの「Aa3」よりも下だと指摘しながら、「人ごとではなく、財政規律を含め、経済を本当にしっかりさせていかないといけないという議論を始めないといけない」と述べた。
これに対し、膳場は「本当ですね。数字だけ聞いていると、日本で暴動が起きていても、おかしくないような状況にも聞こえてきます」と応じた。
各コメンテーターの意見を踏まえ、この話題を伝え終わる際にも「いずれにしても、何か、とても人ごとではないですね」と、繰り返し懸念を口にした。
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