>>15 現在日本で接種されているインフルエンザワクチンはmRNAワクチンではありません。
「体内でスパイクタンパク質を作る」という仕組み自体、インフルエンザワクチンの接種においては当てはまりません。
1. 現在のインフルエンザワクチンの種類
現在(2026/27シーズン)、日本国内で使われている季節性インフルエンザワクチンは、従来からのタイプです。
• 不活化HAワクチン(注射):ウイルスの一部の成分(HAタンパク質)だけを取り出して精製したものです。
• 経鼻弱毒生ワクチン(フルミストなど):鼻へ噴霧するタイプで、主に小児・若年層を対象としています。
※海外ではインフルエンザのmRNAワクチンや、新型コロナとの混合mRNAワクチンの接種や開発が進んでいますが、
現在日本の医療機関で一般向けに提供されているインフルエンザワクチンにmRNA型は存在しません。
2. 「スパイクタンパク質」と「血栓」について
• スパイクタンパク質:新型コロナウイルス特有の表面にある突起(トゲトゲ)のことです。インフルエンザウイルス
が持っているのは「HAタンパク質(ヘマグルチニン)」や「NAタンパク質(ノイラミニダーゼ)」であり、スパイク
タンパク質は含まれません。
• 血栓のリスク:新型コロナのmRNA式ではないアストラゼネカ製ワクチンなどに接種後に極めてまれに血栓症が報告
されたことはありますが、これは新型コロナウイルスに対する特異的な反応や機序に関する議論です。インフルエンザ
の不活化ワクチンにおいて同様の機序で血栓が作られるということはありません。
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