初回から視聴率はほぼ右肩下がりを続けており、先週放送回は個人視聴率がとうとう1%台にまで下落。
大コケの様相を呈してきている(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)。鳴り物入りで28年ぶりに復活した反町隆史主演の『GTO』(フジテレビ系)のことだ。
第1話から先週放送の第6話まで、世帯視聴率は6.4%、4.8%、4.0%、3.9%、3.8%、3.0%、個人視聴率は3.8%、2.9%、2.4%、2.1%、2.2%、1.7%と推移。
1998年放送の前作が、世帯視聴率の全話平均で28.5%を獲得していたことを考えると、今作の初回6.4%というのも実に寂しい数字だが、先週はそんな初回の半分以下。
個人視聴率も先週は初回の半分以下で、1%台突入という憂き目に。
第1話を観てくれた多くの視聴者が離れてしまったという由々しき事態だが、なにが原因なのか?
筆者の個人的な感想から言わせていただくと、今作の『GTO』もけっこうおもしろい。
28年前と比べて鬼塚の言動はだいぶマイルドになっているが、筆者自身(40代)も当然歳を取っているため、目を細めながら「鬼塚も丸くなったなぁ」なんて好意的に受け止められるからだ。
ストーリーは1話ずつスポットが当たる生徒がおり、その回のラストで生徒が仲間になるという王道展開が続いている。よくいえば安定感があるが、悪くいえばマンネリ。
問題を抱えて反発していた生徒たちが、案外あっさりと鬼塚にほだされていくのだが、そういう要素も含めて「こういうのでいいんだよ」と思える視聴者は楽しめているだろう。
また、鬼塚は丸くなっているためブチ切れることも減っているのだが、それは生見愛瑠演じる副担任・柏原実央が、その役割を担っているという側面もある。
第5話では、経済的な理由で退学を申し出た生徒を引き止めようと、鬼塚と柏原が生徒の家を訪れるシーンがあった。
最初は柏原も学校に通い続けたほうがいいと説得していたものの、生徒が反抗的な態度を見せるやいなや、
「もうほっときましょ、こんなガキ。めんどくさい。あー辞めろ辞めろ、辞めえちまえ、お前なんか!」とブチ切れ。
その間、鬼塚はなにをしていたかというと、説得中は柏原の後ろで「さすが柏原先生! いいこというなぁ」なんて茶々を入れているだけで、柏原が暴言連発した際は、
「柏原先生! 興奮してどうするんですか!?」と彼女を止める側だった。要するに、いまの鬼塚は “学がないけど熱くやさしいオッサン教師” なのだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/11f2fa31939e2e09910cb...
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