
「みなさん、こんばんわーーーー!!!
僕は今日、福岡から来ました。西南学院大学3年、後藤宏基です。今日は生まれて初めて国会前に来ました。緊張していますがよろしくお願いします。
僕は福岡で、『FYM』という団体を立ち上げて活動しています。
今日はどうしても言いたいことがあって、この場でスピーチさせていただきます。
『戦争法案』は絶対に廃案にしなければなりません。こんな政権に日本を任せるわけには行きません。
僕は地方から声をあげて行きます。
確かに九州は国会といった人が集まる象徴的な場所はありません。東京から離れている分、地方の若者の政治に対するリアル感はないかもしれない。
でも僕は言いたい!
どこに住んでいても、この法案について真剣に向き合わなきゃいけない。
九州はよく、『アジアの玄関口』と例えられます。確かに、観光で考えたら良いことなのかもしれない。でも、もし戦争することになったら、真っ先に攻撃対象に挙げられるでしょう。
なぜなら福岡には、東シナ海を監視するレーダー基地があるからです。それに、さらには玄海原発、鹿児島には原発再稼動した川内原発があります。
歴史を紐解けば、朝鮮戦争では福岡の空港からアメリカの戦闘機が朝鮮半島に向けて飛んで行きました。
第二次世界大戦中、海の向こうの沖縄は地上戦が行われ、北九州は原子爆弾の標的となり、長崎には原爆が落されました。九州にも現場があるんです。
僕は周りに政治のおかしさを訴えていきます。
戦争を起こして何になりますか。
誰が得をしますか。
僕ら国民には犠牲しかもたらしません!
そんなに中国が戦争を仕掛けてくるというのであれば、そんなに韓国と外交がうまくいかないのであれば、アジアの玄関口に住む僕が、韓国人や中国人と話して、遊んで、酒を飲み交わし、もっともっと仲良くなってやります。
僕自身が抑止力になってやります。
抑止力に武力なんて必要ない。絆が抑止力なんだって証明してやります。
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