10月12日放送のNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の次回予告に、野性爆弾・くっきー!が登場し、話題となっている。
演じるのは勝川春朗(後の葛飾北斎)で、くっきー!は番組の公式ウェブサイトに《光栄中の鬼光栄で御座います。
由緒ど真ん中っしゃん。出れるだけで誉にもかかわらず若かりし頃の葛飾北斎とな。春朗を完全に憑依させ心身ともにブリバリ状態で取っ掛らせていただきます。
うれしいと言うよ…うれしい》と、“いかにも”なコメントを寄せている。
「くっきー!さんは芸人であるだけではなく、絵画が得意なことでも知られています。独特な画風でたびたび個展を開くほどの腕前ですから、北斎役はまさにハマり役といえそうです」(芸能記者)
ただ、Xにはこんな意見も……。《べらぼうって何でこんなに芸人出てるの?》
《芸人に、ミュージカル俳優、声優。ドラマは面白いのになぁ。キャスティング狙い過ぎてるのが。またかよ、て感じで》《NHKって ドラマに吉本タレント起用するの好きだよね》
たしかに『べらぼう』には、これまで多くの芸人が役者として登場してきた。
ネプチューンの原田泰造、ダチョウ倶楽部の肥後克広、クールポコ、3時のヒロインの福田麻貴、ひょうろく、U字工事、コロコロチキチキペッパーズのナダル、元和牛の川西賢志郎などなど。
8月31日の放送回には、有吉弘行が服部半蔵の末裔の服部半蔵役で登場した。
「大河ドラマでは、前作『光る君へ』でも、ロバートの秋山竜次さん、はんにゃの金田哲さん、矢部太郎さんが重要な役どころで出演しました。
とはいえ、『べらぼう』の芸人起用は、比べものにならないほど多いようでです。
『べらぼう』には、ほかにも、プロレスラーの佐々木健介さんや作家の岩井志麻子さんなど、専門の役者さん以外の方が多数出演するほか、声優として活躍する人たちが顔出しで多く出演しています。
ドラマで芸人さんらを起用するのは、話題性や、その人が持つインパクトで物語にアクセントをつけたい、といった理由があります。
ただこれだけ多いと、それらが薄まってしまうのも事実でしょう」(前出・芸能記者)
第39話(10月12日放送)までの平均視聴率は9.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)
このままでは、大河ドラマとしては2019年の『いだてん』以来、2作めの“10%割れ”となってしまう可能性もある。“芸人効果”で巻き返せるのかーー。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0480f28bdb43c799a6cc...
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