フリーアナウンサー古舘伊知郎(70)が自身のYouTubeチャンネル「古舘伊知郎チャンネル」を更新。中国人が日本の土地を買っていることなどをめぐり、私見を述べた。
古舘は「中国人がガンガン、日本の土地を買ってるって、最近のことのように言うなよ、これ。これ、安倍政権以降ずっとやってきた経済政策の果てにこうなってんだよ。
つい最近のことのように言われると困っちゃうんだよね」と切り出した。
そして「例えばあの移民問題…日本の移民政策だって今、大変な岐路に差し掛かっているけれども、移民に労働を任せるしかないという事情があって、
移民と呼ばずに、ズルズルズルズル“研修制度”とか“実習生”とか言いながら入れてきたってツケが今出てて、問題になってるのと同じ。
経済政策もそう。バブルがはじけてからいろんな問題があってグローバリゼーションの波があった時に中国法人のカネも日本に入ってきて、投資してもらいたい、アメリカからも入ってきてもらいたい、…
いろんな思惑の中でどんどん入りやすく経済政策をした果てに、気がついたらニセコが売られた、水資源が買われてる、いろんなことが起きて、今になって問題になってるんだから。
昔からの流れを洗って徹底議論して政策を詰めて、どこで歯止めにするかってやんなきゃいけないんじゃないの? だから根本的なところは昔にさかのぼらなきゃダメよ」と強い語調で続けた。
さらに「そもそもお金の問題、経済政策で言えば、あの昔の小泉政権の頃から小泉竹中路線の時から始まって郵政民営化があったでしょ。
結果、郵政民営化をしたけども、いろんな外資系アメリカ系の保険会社がゆうちょマネーをめぐってそこに入り込んできたわけだ。
そういうことを考えたらそれだけでもあれ?アメリカのいいようになってんじゃないの?今アメリカの方がトランプ政権で保護主義で“メイクアメリカグレートアゲイン”っているけど、
日本は日本で“日本人ファースト”でやるんだったら郵政民営化の見直しだってするべきだし、それをヒントにしてこれは土地が、水資源が買われるっていう由々しき問題…
本質はここから始まってるよね、ってことを正さなかったら、ちゃんとした抜本的な政策の変更ってのはできない。
やっぱりそこはもう本当にめんどくさい話だから、メディアも含めてもともとはこうだったね…っていうところから見直していく作業をやりましょうよ」と呼びかけた。
この投稿に対し「全国民に一度は見て貰いたいショート動画だな」「本当に仰る通りです」「事が起きてから慌てるのが、この国です」「今止めないと子供や孫たちが苦しむことになる」
「激しく同意いたします!!」などとさまざなま反響の声が寄せられている。
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/2025091300...
返信する